夢で別れましょう  #深夜のこっそり話 #468

ここ数ヶ月、ライフイベントがいくつも重なり、盆と正月に加えハロウィンとクリスマスが一度にやってきたような忙しい日々を過ごしています。時間が足りなくなると精神的にも余裕がなくなり、ちょっとしたことでイライラしたり、自分のささいなミスが許せなくなったり、他人への気配りが目減りしたりと、心と態度がささくれてしまいます。

そんなときは寝るに限るのですが、身体は疲れているのに頭は冴えているせいで、夢を見る頻度が増えます。ひどいときは夢の中で会議をし、締切に追われ、原稿を書いてることも。デフレスパイラルに陥りぐったりですが、よい副作用もあります。それは、自分を客観視できること。当たり前ですが夢のなかの自分は他人。現実の自分がそれを一歩ひいて見ることで、気がつかなかった自分の本心に気がつくのです。例えば、仕事で不安な夢をみたら「ここが心配だから不安なんだ!」と原因がつかめることも。不思議なことに夢の中での自分は常にネガティブ。そんな自分と夢の中で決別することで、ポジティブな現実を迎えられる気がします。みなさんもそのような経験はありますか?

とはいえ、夢を見ないほど熟睡できるのが理想。ビーチリゾートでのんびり過ごす夢を見ることができるよう、この多忙な日々を徐々に片付けていきたいと思います。(エディターR)

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