お気に入りのマグカップで、挽きたてのコーヒーを #深夜のこっそり話 #786

だんだんと日は短く、秋の気配が濃くなりました。この頃からの楽しみといえば、挽きたての豆でコーヒーを淹れること。自宅で使用している電動式のコーヒーミルはかなり年季が入っていますが、未だ現役。道具にこだわっている方からしてみたら電動式は邪道?かも知れませんが、楽チンなので重宝しています。

美味しいコーヒーを注ぐマグカップにもこだわりたい。私が愛用しているのは、北海道を拠点に活動されている、陶芸家の山田雅子さんの作品。以前、会社を辞めるときにこのマグカップを頂き、ひと目惚れをしました。山田さんの作品は、北海道の土を使った粘土をベースに、表面は「鎬(しのぎ)」と呼ばれるタテジマ模様が施されています。鎬もすべて手作業で削られているそうで、表面のボコボコとした手触りに温もりを感じます。北海道が舞台の邦画『しあわせのパン』でも使用されたそうで、ファンも多いとか。

さらにこのマグカップには、フタが付いている点もお気に入り。ホットコーヒーは冷めても飲み干しますが、ホコリがコーヒーの表面に浮いてしまうのは許せない。ですが、このマグカップはいちいちフタができるので、コーヒーを最後まで美味しくいただけます。あとは、何を入れても様になる。ポタージュやビーフチシューも良さそうです。今後は、山田さんのスープ皿や小皿も集めたいな。そしてこの秋冬はスープ作りに挑戦したい!とこちらも頂いたスープの本をめくりながら思う夜です。(エディターMK)

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