今週発表されたばかりのエミー賞を独占! ショッキングなドラマが気になる #深夜のこっそり話 #802

海外ドラマ好きとして、毎回チェックを欠かせないのがドラマ界のアカデミー賞と言われているエミー賞です。受賞した作品情報からゴシップ的なトピックスまでリサーチしていますが、中でも、ドラマ部門の作品賞、脚本賞など、主要部門を独占した『ハンドメイド・テール/侍女の物語』が気になります。日本でも2018年に放送されることが決まったので、今から楽しみにしている、もはや待ちきれない作品。

ベストセラーである同名小説が原作で、富裕層以外の健康な女性は、子どもを産むだけの侍女として仕えることが決められた世界が舞台になっている、けっこうショッキングな内容。1990年には映画化されたこともあり、今回のドラマはhuluオリジナルで制作されています(つまりは地上波向きではないということ)。授賞式では、この作品で主演女優賞を受賞したエリザベス・モスのはじける笑顔が印象的でした(写真2)。なにせ今までにも、60年代の広告業界が舞台となっている人気ドラマ『Mad Men/マッドメン』などで8回もノミネートされていましたが、9回目となった今回でやっと受賞したんです。感慨深いものがありますよね。

ショッキングつながりでもうひと作品。今ハマって観ている『運命の銃弾』は、アメリカ南部の小さな街で起きたある発砲事件をきっかけに人種間分断が起こってしまいます。その事件には政治的な大人の事情も絡み合っていて、それが悲劇へとつながり、さらなる悲劇を呼ぶという…。日本で暮らしていたらほとんど直面しない人種差別が色濃く描かれているのですが、1話観終わるごとにずし~んと感じるものがあるというか、とても考えさせられるな~と。

海外ドラマ鑑賞は娯楽なのですが、おもしろさやスケールの大きさを味わうだけではなく、作品を通していろんな国のカルチャーを知ることができるのもハマってしまう要因のひとつ。気になる作品はまだまだあるものの、追いつかないのが現状。ひとまず今夜は『運命の銃弾』の新着エピソードを観ようと思います。(ライターK

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