ミシェル夫人に共感!? 私だけの銀キツネ #深夜のこっそり話 #557

この秋、一目惚れをしてフィリップ リムのコートを新調しました。ブラウンのグレンチェックが醸し出すレトロな雰囲気を持つモッズコート。大袈裟くらいにふんわりとしたモフモフに迷いはありませんでした。試着をすると、あれ?というポイントを発見。肘がカットされていて、風を通します。裏地はネットです。防寒というコートの大事な役目を裏切るような(好きなタイプの)違和感。でもご心配なく、寒くはありません。とても暖かいです。首元をフォックスのファーで包み込んでいるからです。

 初日に、広告部のTさんに「袖、切れてるよ」と言われ、「えっ」と本気で冷汗。ひっかけて破ってしまったと思い、焦りました。我に返り、袖を見ると、ああこれはデザインだったと一安心。突っ込みどころがある、愛嬌満点のキツネコート愛が日々高まっています。

 さて、そんなキツネ愛。アメリカでも話題のようです。ミシェル・オバマ氏がジミー・ファロンのトーク番組に出演した際のThank you noteの一幕で、「ありがとう、バラク。あなたは弱ったアヒルではなく、私だけの銀キツネ…」とコミカルに愛を込めて語りました。8年間のストレスで真っ白になった髪の毛からシルバーフォックスと例え、夫をねぎらうミッシェル夫人。オバマ家の愛は揺るぎなく深いですね。誠に勝手ながら、今夜はキツネ愛に共感。そんなご縁を大事にして、夜食はキツネうどん(10分どん兵衛になりそう…)に決定です。(エディターT

 ※弱ったアヒル(lame duck)とは任期満了に伴い行われる選挙で再選されなかった議員のこと。

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