90年代と対峙するには #深夜のこっそり話 #561

このところネット上を駆け巡っている、ジャミロクワイの再始動&来日ニュース。個人的な話ですが1992年に初めて触れたUKの音楽で、追い続けてきたわけではないけれど思い入れはそれなりに。となると気になるのは、5月の来日公演を直視できるかどうか。ティザームービーはなんだかダフトパンク方向にも見え(ダフトパンクも好きです)、年月はもちろん受け入れているけれど、ステージではかっこよくあってほしい…! 

そして、現在開催中の2017-18メンズコレクションでは、“噂の”ルイ・ヴィトン×シュプリームのコラボレーションアイテムが正式に発表され、同じくSNSを賑わせています。ストリートの雄・SUPREMEのロゴに彩られたアイコニックなボストンバッグ、キーポルは文句なしの存在感で、ラグジュアリーブランドのストリートトレンド、ここに極まれり、でしょうか。

80年代には物心がついていなかったのか、昨今のトレンドとしてもけっこう新鮮に受け入れられるものの、90年代となると、とたんに甘酸っぱい(圧倒的にすっぱい)思い出が邪魔をするのか素直に向き合えない。といっても、デジタルネイティブ世代ではない私の知る90年代なんてほーんの一部。リバイバルで新たな面白いものにも出会えるかもしれないので、遅ればせながら素直に楽しもうかと思います。23日発売のSPUR3月号に再び登場予定のサチモスのように、ジャミロクワイを“吸収”して立派に育ったチルドレンもいることだし、広い心で5月の来日を待ってみようかな(チケットはなかなか高いのですが…)。

昼間は業務や雑事に追われてアップアップしているものの、夜はなんだかこんなふうに物事を前向きに捉えられたりもして。皆さんはいかがですか? (エディターM)

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