夏至の闇夜に何を想う? #深夜のこっそり話 #707

 暦を季節の移ろいに伴ってとらえる二十四節気を取り入れて、体調管理に役立てている人もいるようですが、今週621日にはその二十四節気のうちの「夏至」を迎えます。1年のうちで昼の時間が最も長くなる日。ちなみに調べてみると東京では日の出が425分、日の入りが19時。最近「日が長くなったなあ」と思っていたら、14時間半も明るい時間があったとは……数字を見て、改めて夏の訪れをしみじみと感じました。

  夏至のころに合わせて、日本の各地ではさまざまなイベントが開かれます。また、環境省が主体となり、夏至の621日と“クールアースデー”の77日には、夜8時から10時の間、ふだんはライトアップされている施設や家庭の照明の一斉消灯を呼びかけるキャンペーンも実施されるそう。東京では、東京駅や東京タワー、東京スカイツリーといったライトアップの美しい名所も参加予定で、この日ばかりは「ライトダウン」のスポットになります。皆さんの住む地域にもきっと参加施設があると思うので、「ライトダウンキャンペーン」で調べてみてください。いつもとはちょっと違う光景が見られそうな夏至の夜、地球環境のことを考えつつ、少し濃くなった夜空の闇の向こうに思いを馳せるのもよいかもしれません。本当は残業もそこそこに切り上げて家に帰り、キャンドルなんて灯しつつゆったりとした気分で過ごせたらよいのですが、こればかりは当日になってみないことにはわからなそうです……(エディターMT

白夜のエストニアの「夏至祭」も気になる!>>