ソウルのブルックリン(!?)に行ってみた #深夜のこっそり話 #894

先日、12日の弾丸でソウルに行ってきました。顔が痛いほど寒かった! 今回は、アップカミングなカフェタウンとして最近話題の聖水洞(ソンスドン)を初めて歩いてみました。

聖水洞は、江南エリアから漢江(ハンガン)を挟んだ北側。以前は工場や倉庫が多かったエリアとのことで、その跡地に、古い建物をリノベーションした、ギャラリーやショップを併設するカフェやレストランが点在しています。どうやら「ソウルのブルックリン」と言われているとか、いないとか。この手の荒涼系カッコいい感じ、今の学生さんには新鮮に映るのかな。寂れた壁をバックにセルフィーしまくっているおしゃれ女子3人組が可愛かったです。ブルックリンというより、90年代のチェルシーっぽいと思ってしまう年代の私にとっては、ちょっぴりノスタルジーでしたが、同世代の友人とバブル時代の思い出話に花が咲き、違う意味でもだいぶ楽しめたのでした。

 おしゃれなだけでなく、自家焙煎したコーヒー豆をバリスタが淹れていたり、焼きたてのパンを提供したりと、入ったカフェはどこも、味にもちゃんとこだわっていて、美味でした。次回はもっとお腹をすかせてくまなく巡りたい!

 街も人も江南ほど気取ってなくて、弘大(ホンデ)より落ち着いていて、明洞(ミョンドン)からは近すぎず遠すぎずの程よい距離感で、観光客もまだ少なめ。いろんなことが、ソウルのリピーターにはちょうどいいさじ加減です。年末年始に渡韓される方は、ちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょう。(エディターY)