華のある生活に憧れて、Part 2 #深夜のこっそり話 #1191

以前「華のある生活に憧れて」という記事を書きました。続編です。

今年の夏、パリで運命的な出合いを果たしました。7月のパリといえば、“Soldes (セール)” シーズン。毎年パリコレの取材という名目のもと、散財するのがルーティンになっています。

中でも、物欲が爆発するのが、老舗百貨店のボンマルシェ。普段は中々手が出ないものを、思い切って、しかもお得に買える絶好のチャンス。財布の紐は緩みに緩み、カードの限度額さん、こんにちは状態。そして今回巡り合ったのが、サン・ルイのクリスタルのフラワーベースです。

サン・ルイといえば、16世紀から続くフランスの由緒正しいクリスタルウェアブランド。クリスタルウェアとしては世界最古とも言われ、その美しい作品は世界中の王室に納められています。

最もスタンダードなスタイル、「ヴェルサイユ」は1921年にデザインされて以来、シグネチャーとして広く知られるフラワーベース。長らく、日本でサン・ルイを取り扱う、エルメスの銀座店に足繁く通ったのですが、人気のあまり常に入荷待ち状態。そんな中、みんなのボンマルさんでなんと半額で買うことができました。

フラワーベースを買ってからというもの、生活は激変。毎週月曜に花屋に通いつめる生活が始まりました。最も登場率が高いのはダリア。フラワーアレンジメントのセンスに自信が無いので、いつも同じ種類を~5本挿すのが定番です。

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