これぞ理想のデニムパンツ! #深夜のこっそり話 #1325

夏の間はエヴリデイ、ロングスカートで過ごしていたのですが、その反動もあって肌寒くなってきた今、途端にジーンズが恋しくなってきました。気分はブルーよりもブラックよりも断然インディゴ。落ち着いた印象を与えながらも、デニム本来のカジュアル感をしっかりと保持する、上品な濃紺色が好みです。「ピンクの心とインディゴなムードをコップの中で少し揺らしたら、メロー・イエローも加えてみましょう」と唄ったのはピチカート・ファイヴですが、あの疾走感あふれるおしゃれサウンドを移動中の電車内で聴きながら、「そんなカラーパレットをまとってみたいわ♪」と心の中で口ずさんだ、秋雨の昼下がり。すっかりインディゴな気分に染められて、そのままふらりと立ち寄ったのがおなじみのセレクトショップ「6」でした。幸運にもそこで、どストライクな一本に巡り合ったのです。

WESTOVERALLS(ウエストオーバーオールズ)という日本のデニムブランドの「817F」モデル。裾がほんの少しフレアになっているのですが、パッと見た感じはほぼストレートです。タイトでもワイドでもなく、センタープレス入りのすとんと落ちる美シルエットが素晴らしい。はくと脚がまっすぐ細長く見えて、抜群のスタイルアップ効果があります。さらに、ベルト部分の切り替えやリベットを取っ払ったミニマルな作りもポイント。ウエスト裏はゴムになっていてフィット感があり、腰まわりにいっさい妥協がありません。シンプルだけどその分ステッチが効いていて、決して退屈ではないのがまたニクイ! トップスをインしたときの見え方があまりに綺麗で、試着室の中でひとり感激しました。インディゴの凛とした色味や、肌あたりのいい13.5オンスの生地も絶妙。シルエット、はき心地、色、すべてにおいて理想的なジーンズです。しかも税込2万円台と手の届くプライス!

デニムといえばリーバイス一辺倒だった私ですが、すっかりウエストオーバーオールズのファンになりました。今回購入した「817F」以外にも、テーパードやストレートなど複数タイプあるので、これを機にコレクションを増やしていくつもりです。気になった人はぜひ「6」へ。公式オンラインショップでも販売されていますよ。

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エディターHAYASHI

生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。

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