“生活はアート”につながるリチャードジノリ #深夜のこっそり話 #1535

寄せては返す波のように訪れる「もっと丁寧な暮らしを心掛けなくては!」というマイブーム。最近の大きな波のきっかけは、テーブルウェア企画のリサーチで見つけて、思わず一目ぼれしたこちら。

まるで絵画のようなビジュアルは、常に愛でていたい! リチャードジノリ コースター4枚セット¥19,800


リチャードジノリ「IL VIAGGIO DI NETTUNO」シリーズのコースターです。ロンドンを拠点に活躍するデザイナー&アーティストのルーク エドワード・ホールが古代ギリシャ・ローマ神話への深い愛にインスピレーションされたコレクションで、ハンドタッチで描かれた神話のモチーフとまるでキャンディーのような大胆な色彩に目が釘付け。

今年に入ってテーブルを新しくしたことで、普段使いのお皿をアップデートしていたのですが(SOUPsのオーバル皿が本当に使えます!)、ベーシックではないけどアートなエッセンスに惹かれ、購入してしまいました。

専用のボックス付きなのもうれしい! ギフトにもおすすめですね。

以前も友人宅のインテリアに影響を受け日々の生活に向き合うマインドが上がった話をこのコラムに記載したことがあるのですが、どうしてもその気持ちを持続するのが難しい‥‥‥! 日々目にするものこそセンスを育てる、日常にもアートなマインドを忘れたくない、という自分にカツをいれる意味でもリチャードジノリのこのアイテムは有効な気が。コースターとしてだけでなく、透明な一輪挿しを置いたりジュエリー置きにしたり、ただテーブルにならべて愛でるだけでも気持ちが高まりそうです。

アイデア次第でいろいろな使い方ができそうなのも楽しい!

日常にアートを、という流れで思い出したのが、“生活はアート(L'art de vie)”を唱えたパトリス・ジュリアンさん。よく読んでいた『News from Paradise』を引っ張り出してみてみると、2005年と20年ほど前(!)の発行でしたが、今でも色あせない大切な生きるエッセンスが詰まっていました。

ごみの捨て方についてのエピソード、人生のネガティブな部分も雑にしないで、という内容は印象的で心に残っています。よしもとばなな、パトリス・ジュリアンの往復書簡。

思えばそのころからの試行錯誤は続いていますが、“生活はアート”の精神を改めて忘れずに、適度にカツをいれつつ、できる範囲でゆるーくつづけていきたいです。

エディターSUGAWARAプロフィール画像
エディターSUGAWARA

ウェディングとファッション担当。淡々としてますが笑い声だけよくとおります。好きなものは夕暮れとボサノバとチョココロネ。

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