inoui
飯豊まりえ&玉城ティナ
一人ひとりの美しさをエンパワメントする
“わたしだけの色”
言葉を紡ぐたびにふっくらと弾む唇。光をなめらかに反射するまぶたの曲線。はにかんだように染まる頬の色。インウイが目指すのは、その人の生まれ持った美しさを浮き彫りにして、慈しむメイクアップ。トレンドや表面的な華やかさにとらわれず、光を際立たせて一人ひとりの“自分美”にひたむきに寄り添う。そんなエンパワメントなコスメティックスのちからを、俳優仲間でいて親友でもある、飯豊まりえ・玉城ティナのふたりが証明する。
SCROLL
STYLE
たとえ同じ色を使って同じやり方でメイクアップしても、不思議と人によって印象の変わるインウイのコスメティックス。
それは生まれ持った光や血色、肌の質感に磨きをかけることに、こだわり抜いた設計だから――。
それぞれの個性と新たな魅力が際立つ、ふたりの未知の顔がここに。 
           たった一本のジェルリップから
わたしだけの魅力が花開く 
              使ったのは、同じ色のジェルリップ。唇の色をうっすら透かしてその人にしっくりとなじみ、一人ひとりの表情をいきいきと輝かせる。ひそやかに配合されたレッドブラックパールは、唇の立体感はもちろん、陰影効果で輪郭の美しさまでも強調して。
「一見すると『色が濃いのかな』と思ったけれど、シアーだから想像よりもナチュラルで。そしてふっくらとしたツヤ膜が、自分の唇の厚みを自然と増してくれるかのよう。まりえがつけると、同じ色のはずなのにわたしよりハンサムなムードになるよね」(玉城さん)。「わたしは『ティナの唇、可愛いな』と思った。わたしたち、目指す女性像がまったく違うのに、そのどちらにもこの一本で近づけるのが面白い!」(飯豊さん)
(飯豊さん)ケープ&バンドゥセット¥31,900/アモーメントcs@amomento.jp (玉城さん)シアートップ¥63,800/オンワード樫山 お客様相談室(セアン)03-5476-5811 インナー/スタイリスト私物
           まなざしに無垢な強さを。
影になりきるナチュラルなベージュ 
              光を反射する強さ――“照度”を色ごとに設定したアイパレットを使用。まぶたのカーブを際立たせ、アイホールのくぼみを彫り起こし、感覚のままに重ねるだけでもまなざしの造形を美しく引き立てる。
「初めて目にした瞬間から心惹かれた、01番のベージュカラー。店頭で見かけても絶対手に取っていたと思うので、メイクアップに使っていただけて嬉しかったですね。ナチュラルにつけてリアルな陰影を演出したり、濃く重ねてキリッとモードに見せたり。ベーシックだけれど、使い方次第でさまざまな目もとが叶うはず」(飯豊さん)。
ケープ&バンドゥセット¥31,900/アモーメント cs@amomento.jp
           柔らかな温もりで視線を彩る
モーヴの気配を秘めたブラウン 
              ハレぼったくなりがちな暖色系のアイパレットも、インウイの手にかかればひときわ洗練された仕上がりに。生まれ持ったスキントーンに溶け込むヒューマンカラー、そして5つの光彩効果で、温かな印象とメリハリを同時にもたらして。
「5色もレイヤードしているのに濃い感じがまったくなくて、重ねるほどなじむのに驚き。どのカラーを使っても『自分に似合うのって、こういう色だったんだ!』と思わせてくれます。重ねづけも素敵だけれど、単色でもまぶたがすごく綺麗に見えるんですよ。抜けがありつつ深みも出るから、慌ただしい朝は1、2色でパッと仕上げても」(玉城さん)
シアートップ¥63,800/オンワード樫山 お客様相談室(セアン)03-5476-5811 インナー/スタイリスト私物
           アイデンティティを鮮やかに描き出す
新たな自分に出会うためのメイクアップ 
              「わたしが使ったのは、05番のモノクロームのアイパレット。初めは『難しそう』と思ったけれど、意外なほど目もとにしっくり溶け込みます。肩の力の抜けたクールな佇まいになり、唇に主張を持たせるとマニッシュな大人の女性の雰囲気に」(飯豊さん)。「02番のアイパレット、実は普段から愛用しているんです。でも大胆なキャットアイに仕上げたことで、わたしらしくありつつ、いつもと違う表情を見せられた。まりえと一緒に撮影していることで、自分では気づかないお互いの魅力を引き立て合っているのかも!?」(玉城さん)。
自分自身の“個”を慈しむことで、大切な誰かの“個”も尊重できる。そんな想いのもとに生まれたコスメティックスは、メイクアップするたびに纏う人の心にも磨きをかける。唇にはリップスティックの上からジェルリップを重ねることで、世界にひとつだけの色めきに。永遠のスタンダードでありながら未知の自分を切り拓く、インウイの光と影をあなたの面差しにもひらりとのせて。
(飯豊さん)トップ¥79,200 (玉城さん)トップ¥74,800・パンツ¥107,800/すべてオンワード樫山 お客様相談室(セアン)03-5476-5811
ITEM
今回のルックに使用した、インウイのアイテムをご紹介。光と影で一人ひとりの造形を緻密になぞり、
他の誰とも似ていない“自分美”を呼び覚ます。その魅力をメイクアップティップスとともにお届けする。 
           唇のツヤも、かたちも、立体感も
この一本が余すことなく引き立てて 
              シックなベリーカラーに宿るのは、レッドブラックパールによる光のちから。唇をぷるんと弾ませながら自然な血色感を与え、輪郭の影を強調して生まれ持ったような美しいかたちを印象づける。軽やかな潤い感に満ち満ちたテクスチャーは、オイルとジェルの“いいとこどり”。唇と一体化するようにフィットして、ふっくらとしたやわらかさを感じさせて。縦ジワをなめらかに整えるフロッキー面、他の口紅との重ねづけに適したスパチュラ面がひとつになった、こだわりのチップにも注目を。
インウイ ジェルリップ ¥5,060/資生堂(インウイ)
           ライブリーに息づく、陰影と血色感。
新時代のニューベーシックコンビ 
              STYLE01・02の飯豊さんのメイクアップに使用したのがこちら。01番のアイパレットはインウイのスピリットを象徴する、自然な影になりきるベージュ系のコンビネーション。混ぜても重ねてもくすまずに深みを増してゆくから、感覚のままにのせてもOK。まぶたの曲面を際立てる光の効果も相まって、ぐっと彫り深なまなざしがテクニックレスで叶うはず。ジェルリップは塗り方や重ねる回数次第で、絶妙に違ったムードを楽しめる。中央からラフに塗り広げれば、ひときわイノセントな印象に。
左から インウイ アイズ 01 ¥7,700、同 ジェルリップ ¥5,060/資生堂(インウイ)
           大人にちょうどいい甘さをくれる
洗練を極めたウォームトーンコンビ 
              STYLE01・03の玉城さんのメイクアップに使用したのがこちら。04番のアイパレットはひとさじのセンシュアリティも感じる、成熟したモーヴ系のコンビネーション。計算された光で目もとを照らして骨格感を強調するから、暖色でもまぶたが重たく見える心配はなし。甘美なムードの中にも芯のある、ニューフェミニンなまなざしに。ヒアルロン酸やアルガンオイル、スクワランを豊富に含んだジェルリップは、一本でも美容液級のケア効果が。たっぷりとのせて、うるみを湛えた唇を手に入れて。
左から インウイ アイズ 04 ¥7,700、同 ジェルリップ ¥5,060/資生堂(インウイ)
           内から湧き上がる、自分色の血色感。
わたしとひとつになるリップ&チーク 
              08番のリップと02番のチーク(ともに写真上段)は、STYLE04の飯豊さんのメイクアップに使用。頬の高いところに光を集めるハイライトまでつけたような仕上がりは、インウイのチークならでは。02番のナチュラルなレッドは自然な血色感をもたらして、ひときわ晴れやかな印象を叶えてくれる。光の反射をコントロールするリップには、唇の中心を明るく照らして“ぷるん”とした弾力を演出する効果が。08番のヴィンテージ調のレッドで、表情にシックなムードを醸して。
03番のリップと01番のチーク(ともに写真下段)は、STYLE04の玉城さんのメイクアップに使用。01番のチークは肌に溶け込んで透明感を呼び覚ます、大人でも気負いなく使えるピンク。03番のリップはヌーディなレッドで肌から浮かず、エフォートレスな色香を纏えるはず。
左から時計回りに インウイ リップ 03、同 08 各¥5,060、インウイ チーク 02、同 01 各¥6,600/資生堂(インウイ)
INTERVIEW
 “個”を認めながら高め合う、
10代から変わらないふたりの関係性 
- ――さまざまな作品で共演されているおふたりですが、初めての出会いは?
 - 
                
飯豊(以下I) わたしたち、高校の同級生なんですよ。当時からお互いモデルをやっていたこともあり、すぐに仲良くなったよね。
玉城(以下T) 駅で待ち合わせて一緒に登校したり、もう人生の半分近く友達なんです。
I 卒業式は久々にランチして駅から歩こうねって言っていたのに、思い出話に花が咲きすぎて結局タクシーに乗ったね。
T 学生らしくないよね(笑)。でもその車の中で「いつか共演したいね」って夢を語り合ったのをすごく覚えていて。今回のインウイの撮影も「このふたりを選んでくれて嬉しいね」って話していたんです。一人ひとりの個性を尊重するというブランドのコンセプトが、わたしたちの関係性とぴったりだから。一本のジェルリップを友達とお揃いでつけて、それぞれらしい発色になるというのもなんだか素敵だなって。
I わたしたち、すごく仲はいいけれど、同じ現場に入るとおのおの自分の仕事を追求するところがあるからね。で、ときには真剣に話し合ったりもする間柄だから、たしかにインウイらしいふたりなのかも。
 
- ――今日の撮影でも、「もっとこうしたらどうかな?」と合間におふたりでお話しされていましたね。
 - 
                
I 10代の頃から、ティナのことを尊敬しているんです。「羨ましい」とかではなく、純粋にリスペクトしている。
T それはお互いさま。そんないい関係のまま仕事ができて、ひとつの現場が終わると『じゃ、また会いましょうや』ってサッと帰ったりするのが、わたしたちらしいよね。
I 好きなものもわりと違ったりするのに、不思議と馬があうんだよね。わたしは普段ハンサムなムードに見せたくてマットリップを使うことが多いけれど、今日ティナと同じジェルリップをつけてみたら、ツヤのある唇でも新しい自分らしさがあって。思いがけない気づきが生まれました。アイシャドウやチークも欲しいところに自然に光を集めてくれて、自分の骨格を活かすことってやっぱり自信をくれるんだなと。
T わたしも日頃は甘く可愛らしい女性像を求められることが多い中、今日の撮影ではモードな一面も垣間見せられた気がして。インウイのコスメティックスは歳を重ねて生まれる影さえも大人としての深みに変えてくれるし、赤のパッケージも手にするだけで勇気をくれるみたい。あとはやっぱり、まりえと一緒だったおかげかな(笑)。
I 自分もだけど、相手のことを綺麗に見せたいという想いに嘘がないからね。これからもずっと、好きなコスメティックスをシェアして、お互いの違いを認め合って。おばあちゃんになってもこんな風に笑っていられたらいいな。
 
PROFILE
飯豊まりえ●1998年1月5日、千葉県生まれ。2008年、デビュー。ファッション誌の専属モデルなどを務め、ドラマや映画の出演作も多数。NHKドラマ『シバのおきて〜われら犬バカ編集部〜』に出演中。11月8日(土)に本多劇場で開幕する舞台『マイクロバスと安定』に出演。
玉城ティナ●1997年10月8日、沖縄県生まれ。2012年、デビュー。ファッション誌の専属モデルなどを務め、2014年から俳優としての活動も開始。2025年9月25日より配信中のNetflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン3に出演中。
INFORMATION
              名前や好きな言葉、感謝の気持ちをインウイのアイテムに刻印して
インウイのアイパレットやチーク、リップスティックを資生堂のオンラインストアで購入すると、¥330(税込)でパッケージに文字を刻印できるサービスも。ゴシックや筆記体など5種類から好きなフォントを選べて、星やハート、お花などのモチーフを入れることも可能。10文字以内の言葉に想いをのせて、特別なコスメティックをさらに格別なものに。