アカデミー賞ノミネート作品の「なりきり写真」がかわいすぎる!


photo: tumblr (Don't Call me Oscar)

いよいよ今週2月28日(現地時間)に迫る、アカデミー賞2016の授賞式。映画界で最も名誉ある賞として、世界中から大きな注目を集める本授賞式。そんな一大イベントを目前に、ノミネートされている作品のキュートな「なりきり写真」がネット上で話題に。

映画のワンシーンを忠実に再現した大掛かりな「なりきり写真」の製作者は、3児の母で一般人のマギー・ストリノさん。彼女は長女ソフィアちゃん(5)が誕生した年にアカデミー賞のなりきり写真を公開したのをきっかけに、これまで6年連続で写真を公開。今ではソフィアちゃんの他に、妹のセイディーちゃん(3)、そして今年初のデビューを飾るスローンちゃん(8カ月)を迎え、3姉妹がモデルに。

「つまらなくなった時が、止めどきかな。でも今のところ、娘たちも変装を楽しんでるみたい」と言う、マギーさん。彼女曰く撮影の大変さは毎日娘たちに学校に行く準備をさせるのとなんら変わりないものの、「もしアカデミー賞の主催者が私に楽をさせてくれるなら、ユニコーンや人魚姫が出てくる作品を選んでくれると嬉しいわね!」と冗談を込めて語った。

1枚の写真を撮るために、小道具探しやロケハンに1週間ほど費やすというこだわり満載の作品たちを、ご覧あれ!

【レヴェナント 蘇えりし者】
レオ様の毛皮のコートを再現するために用いたのは、巨大なテディベア! 中の詰め物を取り出して、着ぐるみに変身。

【マッド・マックス 怒りのデス・ロード】
近所の子供達を総動員して、ミシガン湖のほとりで撮影。撮影後には全員大はしゃぎで遊び、撮影のおかげで良い思い出ができたそう。

【オデッセイ】
スローンちゃんのソロデビューとなった記念すべき1枚。マギーさん曰く、「この撮影を行った日に、初めて立ったのよ。こんな誇らしげな顔をしているのは、そのせいかもね」。

【ルーム】
このシーンを撮影するにあたり、子供達に「お互いを愛しているように抱き合って」と注文したところ、「愛してるけど、私たちは目を閉じて抱き合ったりしないよ!」と反論されたというエピソードがなんともキュート。

【スポットライト 世紀のスクープ】
2002年に新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を映画化。この作品のように「繊細な雰囲気の映画ほど、再現するのが難しい」んだとか。

【ブルックリン】
ベッドルームの壁をペイントして、劇中のドアを再現したという徹底っぷり! 「シンプルなポーズに見えるけど、3歳児にとってはすごく難しいものなのよ」というマギーの言葉が、この1枚にかかった苦労を物語っている

【ブリッジ・オブ・スパイ】
1950〜60年代の米ソ冷戦下の実話を描いた作品の緊迫感溢れるシーンも、見事に熱演!

【マネー・ショート 華麗なる大逆転】
これまでに何度も着まわしているというスーツ姿で、ウォール街のエリート金融マンを熱演。



マギーさんのTumblrアカウント「Don't Call Me Oscar」には、撮影時のキュートなオフショットも掲載。忙しい日々の合間に見れば、存分に癒されそう!

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