きらめくローズボールの一夜に、モナコ王室ファミリーが集結

モナコ王室主催イベントの中でも、1年で最も華々しいといわれる舞踏会が開催された。1954年に故グレース妃によって設立されて以降、毎年恒例となっているチャリティーガラパーティ、第62回目の通称「ローズボール」が先週土曜に開催され、モナコのロイヤルファミリーがドレスアップしてモンテカルロの「サル・デゼトワール」に集結した。


Photo by Pierre Villard/SBM/Palais Princier via Getty Images

今年のテーマはキューバ。アルベール大公とカロリーヌ妃の姉弟がホストを務め、世界中から上流階級のセレブリティが招待された。モナコ公妃・カロリーヌの長女、シャルロット・カシラギはシャネルの白いジャンプスーツにトランスペアレントなケープを合わせたスポーティエレガントな装い。彼女のそばには「ローズボール」デビューとなった異父姉妹、16歳のアレクサンドラ・フォン・ハノーファーの姿も。アレクサンドラのベビードールドレスもシャネル。ふたりの母、カロリーヌ妃も仲良くシャネルでそろえた。

ひと際目立っていたのが、ベアトリーチェ・カシラギ(グレース妃の孫、ピエール・カシラギの妻)。ジャンバティスタ ヴァリの真紅のドレスでピエールとダンスし会場を大いに沸かせ、圧倒的な美しさで注目を集めた。


左からシャルロット・カシラギ、アレクサンドラ・フォン・ハノーファー、ベアトリーチェ&ピエール・カシラギ Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images


ダンスするピエール・カシラギ夫妻 Photo by Gaetan Luci/SBM/Palais Princier via Getty Images


カール・ラガーフェルド Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images


Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images

2人の子供たちとお留守番だったのかシャルレーヌ妃の姿が見られなかったものの、会場装飾を手がけたゲストとしてデザイナーのカール・ラガーフェルドも来場するなど、華やかな面々が姿を現した。ダンスに音楽にと、モナコらしい華麗で盛大な一夜となった。

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