ケイティの失言でネット炎上、さらにパンツ姿でステージへ⁉︎ グラミー賞2017のハプニング5選

先日開催され、主要部門を含む5冠を達成したアデルの「一人勝ち」が話題となった第59回グラミー賞。受賞者&作品の発表のほかにも、豪華アーティストたちのパフォーマンスやセクシーなレッドカーペットドレスに、珍言動など、ハプニングが続出!  なかでも話題となった5つのトピックスをピックアップ。


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参加者らが競うようにゴージャスでセクシーなドレス姿を披露するなか、視聴者らの間で「ベストドレッサー」との呼び名が高かったのは、なんと5歳児! その人物とは、ビヨンセ&ジェイ・Zの娘、ブルー・アイヴィーちゃん。

母の大舞台を見守るべく、父とともに会場を訪問。かねてからそのファッショニスタぶりが有名な彼女が選んだのは、グッチのピンクスーツ。スーツの中には、故プリンスを彷彿とさせるラッフルブラウスを。バッグはキラキラと輝く黒ひょう型のショルダーと、遊び心のある小物使いも天才的! そのキュートな着こなしで、会場でも一際目立っていたブルー・アイヴィーちゃん。ファッション界を賑わせる大物となる日も、近いかも⁉︎

トップ・ディーヴァ同士の友情でファンたちを和ませたのが、リアーナ&ビヨンセ。会場では、ほんの数席離れた場所に座っていたふたり。授賞式の最中にリアーナがふとビヨンセの方を振り返り、目が合うと投げキッスをする一幕がキャッチされたのだ。
今年はともに「最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム」にノミネートしており、受賞を果たしたのはビヨンセであった。これまでも「お互いをライバル視している」と伝えられていたふたりだが、リアーナは昨年のインタビューで「ライバルだとか、敵視とか、みんなはネガティブなことに惹かれすぎよ。でも私はそういう考え方はしないの。だって私は私でしかないし、他の人にはできないことをしているからね」と、噂を否定。歌姫たちの厚い友情は、グラミー賞にすら壊せないようだ。


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ノミネーションはなかったものの、ステージで待望の新曲『Chained to the Rhythm』を披露したケイティ・ペリー。レッドカーペットで作品についての質問を受け、「この曲は、自分の精神状態をケアすることについて表現しているの」と回答。さらに過去のブリトニーの珍行動をジョークにし、「まだ私は、頭を剃っていないけどね」と付け加えたのだ。
そんなケイティの発言を受け、ネットは大炎上。「精神的な問題をバカにしている」「グラミー賞を受賞しているだけ、ブリトニーの方が上」という批判の声が続出し、「#ケイティ・ペリーは終わった」というハッシュタグが流行する事態に。音楽活動を休んでいた自分のことをアピールするつもりが、想定外の状況に陥ってしまったケイティ。こうなったら来年こそグラミー賞を取って、見返すしかない⁉︎


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最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞など、主要部門を含む5冠を達成したアデル。大ヒット曲『Hello』で授賞式のオープニングを飾り、その圧倒的な歌声で会場を沸かせた。
その後、昨年死去した歌手ジョージ・マイケルのトリビュートステージも行った彼女。彼の代表曲『Fast Love』を熱唱するも、まさかの途中で中断するというトラブルが。放送禁止用語を使い、「ああ、失敗したわ!」と発言。しかし「もう一度、最初から歌わせて。汚い言葉を使って、ごめんなさいね!」と素直に謝り、2度目は完璧に歌い上げることに成功。会場ではスタンディングオベーションが巻き起こり、女王の力を見せつけた。


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今年『Stressed Out』が大ヒットを記録し、最優秀ポップ・ドュオ/グループ・パフォーマンスを受賞したトゥエンティ・ワン・パイロッツ。名前を呼ばれ壇上に登ったタイラー・ジョセフ&ジョシュ・ダンは、なんと下着姿! ユニークなサプライズ演出に、会場からはどよめきが。
するとタイラーは、「数年前、僕とジョシュが音楽で稼ぐことができるようになる前、僕たちは家でグラミー賞を観ていたんだ。その最中に、僕たち全員下着姿なのに気付いてね。ジョシュが僕たちがグラミー賞の授賞式に行くようなことになったら、この格好で賞を受け取ろうって思いついたのさ」とその経緯を説明。そして「つまり、世界中のみんな誰もが、どんなことでも成し遂げられるってことだよ」と感動的な言葉で締めくくり、多くの人に勇気を与えた。

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