世界的大ヒットを記録したTVドラマ&映画シリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』。主演のサラ・ジェシカ・パーカー(53)が、元共演者キム・キャトラル(62)との不仲説について語った。2018年2月には、キムから絶縁状をつきつけられたサラ・ジェシカ。そんな彼女が語った内容とは?
2018年10月30日(現地時間)、サラ・ジェシカ・パーカー(53)が米エンタメメディア「EXTRA」のインタビュー番組に出演。世界的大ヒットを記録したTVドラマ&映画シリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下SATC)で、サマンサ役を演じたキム・キャトラル(62)との不仲説について語った。
一部報道では、関係修復のためキムにプレゼントを贈ったのでは?と言われていたが、「キムとはケンカなんかしてないし、したこともないわ」と開口一番に不仲説を一蹴。「何もしてないから、キムにプレゼントを贈る必要もないのよ」と、ウワサを完全否定した。
「(キムがSATCキャストとの不仲について暴露したことについて)彼女が自由に発言できることは、素晴らしいことよ。民主主義の国なのだから。でも彼女に謝るようなことは何ひとつしていないわ」と、キムの言動に理解を示しつつ、謝罪する気はないときっぱり断言した。
SATC続編をめぐっては、2017年9月、キャストの中で唯一キムだけが出演を断ったため制作の話が白紙に。さらに2017年10月23日(現地時間)のインタビューでキムは「SATCキャストとの関係は、心を害するものだった」と暴露し、キャスト間の確執が明るみに。また、「サラ・ジェシカは、もっとよくしてくれることもできたのに」とサラ・ジェシカのみを名指しで批判したこともファンに衝撃を与えた。
今年2月4日(現地時間)には、実弟クリストファー(享年55)の急死という悲劇的な出来事に見舞われたキム。
突然の訃報を受けてサラ・ジェシカは、キムとその家族に向けてお悔やみのコメントを発表。すると、キムは「この深い悲しみに暮れているときに、あなたの愛もあなたからのサポートも私には必要ありません」と、サラ・ジェシカをタグ付けして牽制。
さらにはコメントの中で「あなたは私の家族でも、友人でもない。あなたがいい人キャラを演出するために、私の悲劇を利用するのはやめなさい」とまで言い切り、絶縁状を叩きつけた。
衝撃の絶交宣言から9カ月。サラ・ジェシカは、なおも確執を否定し続けており、キムとの間に何があったのか語る気配はなさそう。また、キャスト間の確執は別にしても、「60歳になった節目に、サマンサ役をやめることにした」というキムの決意は固く、続編制作の望みは薄い。
今年で、ドラマシリーズ放送開始20周年となったSATC。続編の制作は叶わなくとも、4人が再集結する日は来るのだろうか?