彫刻のような肉体を披露したクリス・ヘムズワース。「肉体作りは評価につながらない」と悩みを漏らす

俳優のクリス・ヘムズワース(37)がインスタグラムにアップした動画に視線集中! 絶賛コメントが多数寄せられたその内容とは?

肉体美で多くのファンを魅了する、俳優のクリス・ヘムズワース(37)。2021年4月5日(現地時間)、友人のDJフィッシャー(34)とトレーニングに勤しむ動画をインスタグラムに投稿した。

Photo:Instagram(@chrishemsworth)
Photo:Instagram(@chrishemsworth)

声を張り上げながら、ハードなトレーニングを行うクリス。その成果か、肉体は以前にも増してパワーアップしたよう!

その肉体美を称賛するコメントが続出。それと同時に、「ハハハ! 素敵な男の子たちね」「大きな声に元気付けられるわ!」など、楽しそうなワークアウト風景に対するコメントも多数寄せられた。

再生回数は2日間で690万回を突破! じつはこの動画、英紙『デイリー・テレグラフ』のインタビューで語った、ある想いが関係しているよう。

「ボディビルは虚栄心の表れだと思われている。逆に、もしも僕が役作りのために不健康に太ったり痩せたりしたら、きっと“真面目な役者”って呼ばれるだろうね」。クリスは、筋骨隆々なボディのせいで、演技派役者として認められないと感じていると明かした。

Photo:Everett Collection/アフロ
Photo:Everett Collection/アフロ

たしかに“カメレオン俳優”と名高い俳優のクリスチャン・ベール(47)やマシュー・マコノヒー(51)は、役のために激痩せや激太りを繰り返している。

クリスチャンは映画『マニシスト』(2004年)で不眠症の男を演じるため30キロ減量。しかし『アメリカン・ハッスル』(2014年)では20キロ増量し、真逆のでっぷりした姿を見せつけた。さらに、歯を抜いて役作りをしたこともあるのだとか。どの作品も高く評価され、賞レースは多々ノミネートされている。

Photo:Splash/アフロ
Photo:Splash/アフロ

マシューもまた『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013年)で、余命30日と宣告されたHIV感染者を演じるために激痩せ。この作品でアカデミー主演男優賞を受賞している。

Photo:Instagram(@
Photo:Instagram(@chrishemsworth)

クリスはさらに、「10年間にもわたるトレーニングは、フルタイムの仕事同然だよ。加えて12時間の撮影をしているんだから、本当に大変なんだ。でも、とてもやりがいはあるよ。だから、プロのアスリートのように(僕のことを)見てほしいね」と告白し、ボディ作りの大変さをアピール。

しかし重いバーベルを持ち上げる姿や激しくマシンを漕ぐ姿をとらえた今回の動画を見て、クリスの言葉を理解したファンも多かったのでは?

Photo:Everett Collection/アフロ
Photo:Everett Collection/アフロ

現在、クリスは代表作『マイティ・ソー』シリーズの最新作『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』のために、更なるトレーニングを重ねているよう。動画を見てもわかる通り、鍛え上げられたボディは「パーフェクト」のひと言! 最新作では、今まで以上の肉体美を披露してくれそう!?

text:Mayu Yamamoto

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俳優クリス・ヘムズワースと友人のDJフィッシャー。マッチョな肉体がカッコいい。
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カメレオン俳優と名高いクリスチャン・ベイル。映画『アメリカン・ハッスル』の1シーン。ここでは20キロ増量し、髪も抜いてこの役に挑んだのだとか。
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映画『ダラス・バイヤーズクラブ』でのマシュー・マコノヒー。役作りのため、約20キロの減量をして挑んだ。
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重たい“ドーナツ”を押し、鍛えるクリス。
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ソーを演じるクリス。これは映画『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)の1シーン。
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