ケイトリン・ジェンナー、自分の性を父親に明かせなかったことへの後悔を語る


Photo: Getty Images

ケンダル・ジェンナー&カイリー・ジェンナーの父で、昨年女性として生きることを公表したケイトリン・ジェンナー(66)。自身の性のアイデンティティーを、2000年に亡くなった父の生前に明かせなかったことへの苦悩を明かした。

2月17日(現地時間)に、ペンシルベニア大学にて講演会を行ったケイトリン。「その過去は常に、自分に付きまとっているよ」と、父に自身の性のアイデンティティーを隠していた過去に触れた。さらに、「(もし明かしていたら)いつかは、彼は理解してくれただんじゃないかな。すぐには、きっと無理だっただろうけどね。彼は、ゲイとかトランスジェンダーなどについて、何も知らない人だったから。でも今は、天国から“よくやっているじゃないか”と褒めてくれていると信じているよ」と、涙を流した。

そんな彼女はその後日、自身のコスメティック・ライン制作のプロジェクトを公表。メーキャップアイテムに加え、香水、マニキュア、スキンケアなど、多岐に渡るアイテムの開発を予定しているんだとか。昨年は娘のカイリー・ジェンナーが自身のメーキャップブランドを立ち上げ、その商品が発売から瞬時に完売するほどの大ヒットを記録。2017年に発売を予定するケイトリンの商品との勝算の行方に、今から熱い視線が集中!

カミングアウトした直後のインタビューでは、カミングアウトを決断する前は自殺を考えた過去もあった、と語っていたケイトリン。そんな苦悩に立ち向かい、女性としての新たな人生を謳歌しているケイトリンの姿は、性について悩む世界中の人に勇気を与えたに違いない。

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