ヘンリー王子のネパール訪問をプレイバック!

先週末より、ネパールを訪れていたヘンリー英王子。5日間の滞在だったが、訪問先では連日、大歓迎の様子が次々と報道されている。今回の来訪は、昨春に起きたネパール大地震の被災地の支援につながれば、と願ってのことだそう。


Photo by Paul Edwards - Pool/Getty Images

滞在中の様子から王子の一面をうかがい知ることができる。それは、自然体で遊び心ある素顔。

バルディア国立公園では、観衆が見守るなかタイガーを目の前に余裕の表情を浮かべ、撮影した写真のチェックにフォトグラファーのパソコンをのぞき込むシーンも。また、カハウラハ川では地元住民と共にラフティングに参加。一般観光客のようにレジャーも楽しんだそう。


Photo by Ben Birchall - Pool/Getty Images

特に今回、ヘンリー王子は被災地に暮らす人々と積極的に会話を交わし、地震から約1年が経過した彼らの生活を肌で感じられるよう努めていた。ネパール首都カトマンズの寺院や、その近郊の町パタンではユネスコに世界遺産として登録されている観光名所であり大きな被害を受けたダルバール広場も視察。そこでは木彫作品の製作体験を通し「何年か前にも彫刻を学校で習ったが、このように職人の皆さんのような完成度で作ることはできませんでした。誰もでもが簡単にできることではありませんね」と話していた。


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Photo by Adam Gerrard - Pool/Getty Images


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この被災地訪問だけでなく、例えば負傷兵のためのパラリンピック形式のスポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」の立ち上げに携わるなど、英ロイヤルファミリーのなかでも、信念を持って社会貢献を推進しているヘンリー王子の姿に、故ダイアナ妃を重ねて見る者も多いことだろう。

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