エリザベス女王の愛犬、ホリーが永遠の眠りに。女王のペット愛を振り返る

コーギーをこよなく愛し、つねに数匹をペットとして飼っているエリザベス女王。そんな女王が家族同然に愛する4匹のコーギーのうち、「ホリー」という名の1匹が先週、老衰のため息を引き取ったそう。ホリーは13歳で、12~14年とされるコーギーの寿命からすると長生きした方だが、エリザベス女王はとても意気消沈しているよう。



Photo : Getty Images

女王の側近者は『HELLO!』誌に対し、「ホリーは十分、長生きした。愛犬たちがストレスを感じているのを見る方が、女王にとっては辛いこと。そして彼女は、延命治療をしないことが、犬にとっても最良のこともあると理解しているからね。彼女はホリーにとても尽くしていたし、ホリーもいつも女王のそばを離れなかったよ」と語った。

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昔から宮殿で、多くのコーギーを飼育してきたエリザベス女王。しかしつい最近、新しいコーギーを引き取ることはしない、ということを明らかにした。その理由を「自分が死んだとき、犬たちを残してひとり去るのは嫌だから」だと語るのは、彼女の側近者。


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4年前の2012年には、愛犬モンティを失っていた女王。「犬の寿命は短いから、先に死んでしまうのはわかっていること。ただし愛犬たちは、女王にとっては家族同然なんです。モンティの死に、女王はとても苦しみました」。


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街でコーギーを見かけるたびに、近寄って頭をなでる場面を度々キャッチされている、エリザベス女王。そんな犬好きな一面、愛犬を大事にする姿は多くの国民の共感を得ているため、女王の愛犬の死は大きなニュースとして報道された。ホリーの死後も、仲間の犬たちが女王の心を存分に癒してくれることを、祈るばかりだ。

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