「僕は父親代わりだった」元ボディガードが語る、アンジー&ブラピ一家の知られざる内情

突然の離婚報道で世間を騒がせている、ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー夫妻。原因が未だ語られていないなか、一家のボディガード、マーク・ビリンガムが口を開いた。『The Sun』誌のインタビューに対して、自身が6人の子どもたちの父親の役割も担っていた、と語ったのだ。


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マークはふたりが雇っていたセキュリティーメンバーのトップとして、18ヶ月間働いていたそう。彼が最も重要な任務として抱えていたのが、カップルの6人の子どもたち、マドックス(15)、パックス(12)、ザハラ(11)、シャイロー(10)、双子のノックス&ヴィヴィアン(8)の安全を守ることだったとか。

「ふたりにとって最も気がかりだったのは、子どもたちの誘拐さ。お金目当てのね。アンジーとブラッドは、子どもたちに誰が近づいているのか、とても心配していたよ」。


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そんな心配を抱えていたアンジーとブラッドだが、マークには強い信頼を置いていたという。「初対面からとてもいいケミストリーが流れていたんだ。だから僕が子どもたちと接触することにも安心してくれたよ。僕は彼らを、どこにでも連れていく許可を得ていたんだ。僕以外には、誰ひとりとしてそれを許されていなかった」。

さらにマークが一家のセキュリティー人材を増やした際も「ふたりは彼らを子どもたちに一切近づけたがらなかった」と言い、「ちょっと距離を置いたところから見守ることはできたが、触れることは許されなかった。その反面僕は、子どもたちを水泳にも連れていくこともできた。父親の役割を果たしていたと言っても、過言ではなないね」と、一家との親密さを表現した。


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そんな彼の任務は子どもたちの面倒を見ることにとどまらず、カップルが社会で安心して過ごせることのサポートまで及んだとか。

「僕が驚いたのはふたりの、なにも知らないセレブな暮らしぶりだね」と語ったマーク。「ふたりは僕に、”あのバーへはどうやって入ればいいんだ?”や、”あそこに入店するためには何をすればいいの?”なんていう、(基礎的すぎて)クレイジーな質問をするんだよ。でも彼らは決して、頭が悪いわけではないんだ。ただ単に、ふたりがそういうこことかけ離れた世界に、あまりにも長くいすぎたってことさ。僕はそれを、すごく不自然に感じたね」。


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ふたりから信頼されながらも、仕事を辞めることを決意したマーク。その理由として、「プライバシーがない生活が、とてもしんどかった」ことに加え、自身の6人の子どもたちと会う時間すらなかったことを挙げた。「自分の家族生活の行き先を見失っていたんだ」。

ボディガードの発言から、過剰なほどの注目を浴びながら生活するアンジー&ブラピ一家のストレスが、ひしひしと伝わってくるよう。先日は一連の離婚騒動によるストレスから、アンジー&子どもたちがセラピーを受けている、という報道が流れたばかり。その豪華な生活ぶりから、世間では羨望の眼差しを受けているカップルだが、富と名誉の溢れる生活も、幸せなことばかりではなかったのかもしれない。

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