人気爆発中のフィフス・ハーモニー、メンバーのローレンがバイセクシャルをカミングアウト

セカンドアルバムからのシングル『ワーク・フロム・ホーム』で全米トップ10入りを達成。先日開催されたアメリカン・ミュージック・アワーズ2016で最優秀コラボ賞を受賞し、人気爆発中の米ガールズバンド、フィフス・ハーモニー。そのメンバーのひとりローレン・ハウレギ(20)がバイセクシャルと報じられたことを「事実」と認め、注目を集めている。


(左から)ダイナ・ジェーン、ローレン・ハウレギ、ノーマニ・コーディ、アリー・ブルック、カミラ・カベロ。Photo : Instagram (laurenjauregui)

女性とキスをする写真がネット上に流出して以来、「バイセクシャルなのでは?」という憶測が広まっていたローレン。これまで沈黙を保っていたが先日、米大統領選で勝利したドナルド・トランプ次期大統領の支持者らに向けた公開書簡で、ついに自身のセクシュアリティを告白。「バイセクシャルのキューバ系アメリカ人女性であることを誇りに思う」と、力を込めた。


Photo : Instagram (laurenjauregui)

ローレンは真実が明らかになったことをよろこんでいるようで、「愛情と教育、そしてお互を支え合うことを大切にするコミュニティの一員であることを、誇りに思います」と表現。

さらに先日の大統領選でトランプに投票した人々への批判を展開。彼らの行動は「国家として社会的に築いてきた進展を、自ら破壊する結果につながった」と 指摘。「純粋な無知さで政府や世界の仕組みを理解することを拒否し、権力に飢えた大物実業家にアメリカ合衆国を乗っ取らせてしまった。 ドナルド・トランプや彼の周りのアドバイザー、官僚たちが選挙戦を通じ、あからさまに無視してきた『差別のない政治』。それは、私たちがマイノリティであることを日々ヒリヒリと感じさせる世界で、安心して暮らせられるよう、絶え間ない努力を続けて築いてきたもの」。


Photo : Instagram (laurenjauregui)

さらに自身がローマンカトリック教徒として育ったことを前提としたうえで、セクシュアルマイノリティを非難するキリスト教徒に対する疑問を投げかけた。

近年では、若者たちに絶大な人気を誇るセレブたちが、続々と自らのセクシュアリティを告白。彼らのカミングアウトという勇気が、世のセクシュアルマイノリティに対する差別を軽減してくれることを祈ってやまない。


Photo : © JLN Photography/WENN.com

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