ヴィクトリアズ・シークレットにブランド初となるプラスサイズモデルが登場!

起用するモデルが多様性に欠けると批判されているヴィクトリアズ・シークレットが、ブランド史上初めて、プラスサイズモデルをキャンペーンに起用することを発表。

10月4日(現地時間)、ヴィクトリアズ・シークレット(以下:ヴィクシー)がロンドンを拠点とするランジェリーブランド、ブルーベラとのコラボレーションラインを発表。キャンペーンには、プラスサイズモデルのアリ・テート・カトラーが起用されたことが明らかに!

Photo:TheStewartofNY/Getty Images
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ヴィクシーのキャンペーンにプラスサイズモデルが登場するのはこれが初めて。同ブランドのスポークスマンは「ヴィクシー×ブルーベラキャンペーンで、アリと一緒に仕事ができることにワクワクしています」とのコメントを発表している。

Photo:Instagram(bluebella)
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広告写真でセクシーなランジェリーを身につけ、肌の色や年代が異なる女性たちとポーズをとっているアリは、「サイズ14の私と同じような体型の女の子が、店舗で私の写真を見て、“彼女は似た体型だから、彼女が身につけているものが欲しい!”と思ってくれたらうれしい」と抱負を語っている。

Photo:Instagram(ali_tate_cutler)
Photo:Instagram(ali_tate_cutler)

そんなアリの詳しいプロフィールは、年齢を含めまだ不明な点が多数。しかし米ウェブサイト『E! News』に本人が語ったところでは、8歳からプラスサイズモデルを始めたそう。今年9月にはニューヨーク・ファッション・ウィークで行われた日本人デザイナー、タダシ ショージのショーに出演している。

Photo:Instagram(ali_tate_cutler)
Photo:Instagram(ali_tate_cutler)

また、「サイズ14はアメリカ女性の平均的サイズ。だから、メディアやファッションには、もっとそのサイズの女性が登場すべき」とも。「ヴィクシーは、多くの女性たちの多様な体型、サイズのモデルを見たいという声に応え、正しい方向に向かっているわ」と、今回のヴィクシーの新たな取り組みへの支持を明確にした。

Photo:Instagram(victoriassecret)
Photo:Instagram(victoriassecret)

これまでゴージャスで華やかな世界観で、世界中の女性を魅了してきたヴィクシー。しかしここ数年、ファッションショーや広告に登場するモデルたちが“多様性に欠ける”、“リアルな女性像とはかけ離れている”との批判を受け、逆風に晒されていた。

8月にも若年層向けラインのピンクに初のトランスジェンダーモデルのヴァレンティナ・サンパイオ(22)を起用しており、これまでのブランドのイメージを変えようとしていることは確か。今年は中止になってしまったファッションショーが、いずれ新しい形で復活することにも期待したい!

text:Makiko Ota

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ニューヨークのヴィクシー旗艦店で行われたイベントに登場したアリ・テート・カトラー。Photo:TheStewartofNY/Getty Images
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年代、肌色、体型の異なるモデルがキャンペーンに登場。
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セクシーなボディスーツを身につけたアリ。
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タダシ ショージのショーに出演。
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ヴィクシーも変化しつつあるよう!
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