ウェントワース・ミラー、『プリズン・ブレイク』卒業を宣言! 理由を「ストレートの役は演じたくない」と語る

2005年〜2009年にアメリカで放送され世界的な人気を博した『プリズン・ブレイク』で大ブレイクを果たしたウェントワース・ミラー(48)が、シリーズからの卒業をインスタグラムで発表した。

2005年〜2009年にアメリカで放送され、『24 -TWENTY FOUR-』や『LOST』と共に、日本での海外ドラマブームを牽引した『プリズン・ブレイク』。

無実の罪で服役中の兄を助けるため、わざと罪を犯し、兄弟で脱獄を目指すというハラハラドキドキのストーリーは世界中の人々を虜に。そんな同シリーズで一躍ブレイクを果たしたのが、知的でクールな主人公マイケル・スコフィールドを演じた、ウェントワース・ミラー(48)。

Photo:David Livingston/Getty Images
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そんなウェントワースが2020年11月8日(現地時間)、インスタグラムに長文のメッセージを投稿。根強いファンたちから続編を望む声が絶えぬなか、「僕はもうマイケルを演じることはない」と衝撃の発表を行った。

ウェントワースはメッセージのなかで、「僕は正式に、PB(プリズン・ブレイク)から外れるよ」と明言。

その理由を「ストレート(異性愛者)の役柄を演じたくないんだ。彼らの物語はすでに語られてきた」と述べ、「だからもうマイケルは演じない。ドラマのファンで、さらなるシーズンを望んでいるとしたら、ガッカリするのはよくわかる。ごめんね」と気遣いの言葉を添えた。

Photo:Instagram(prisonbreak)
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さらに「もしあなたが、ゲイ男性が演じるストレート男性に恋をしていて、ドラマの行方にヤキモキしているなら……。それはあなたの作品だ」と、ドラマのマイケルと自分は違うことを改めて明確にした。

Photo:Instagram(prisonbreak)
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2013年、ロシアで「同性愛宣伝禁止法」が成立したことに抗議するため、招待されていたサンクトペテルブルク国際映画祭への出席を拒否し、その際、自身が同性愛者であることを告白。「ロシア政府の同性愛者への姿勢に深く苦悩している」と述べたウェントワース。

Photo:Instagram(prisonbreak)
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今回投稿したメッセージのなかで、ウェントワースは、悪意のあるコメントやダイレクトメッセージを多数受信していることを告白。

そして「僕は気にしないけど、僕のアカウントを訪れるクイアの子どもたち、自分の性的志向について最近カミングアウトしたり、公表することを検討したりしている人々への影響について、真剣に考えている。彼らには、絶対イジメに遭ってほしくない」と訴えた。

Photo:Instagram(prisonbreak)
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『プリズン・ブレイク』シリーズの放送終了後は、俳優業のほかに脚本家としても活動しているウェントワース。ハンサムで知的なマイケルを見れないのは残念だけど、今後は別の役で新たな魅力を発揮してくれるはず!

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イケメン俳優として知られるウェントワース・ミラー。Photo:David Livingston/Getty Images 
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知的でクールなルックスのウェントワース。
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兄リンカーン・バローズ役を演じたドミニク・パーセル(50)はウェントワースの決断に全面的な支持を表明。
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『プリズン・ブレイク』キャストたち。
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兄弟で脱獄を目指すストーリーに多くのファンが夢中に!
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