ヘンリー王子夫妻、英王室から完全離脱! 「あまりにも身勝手」な声明がまたも批判の的に

この度、英国王室の名誉称号を全て返上するという声明が王室から出されたヘンリー王子夫妻。その後夫妻側からも声明が発表されたが、英国王室はこれを快く思っていないという。

先日、英国王室がヘンリー王子(36)&メーガン妃(39)夫妻の「王室からの完全離脱」を発表。これに対する夫妻側の声明が「あまりにも身勝手」と、またもバッシングの的になっている。

Photo:Getty Images
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2021219日(現地時間)、バッキンガム宮殿は「ヘンリー公爵とメーガン夫人は、エリザベス女王(94)に対し、公務を行う王族には戻らないことを宣言した」と発表。

さらに、「ヘンリー公爵との話し合いのもと、女王は、王室の職務から退けば、公務生活に伴う責任と義務を全うし続けることは不可能だということを書面で提示した。夫妻が保持している軍の名誉称号、そして後援者としての役職は女王に返上され、のちに他の王室メンバーに割り当てられる。王族全員が、彼らの決断に悲しんでいる。それでもヘンリー公爵とメーガン夫人が、愛する家族の一員であることに変わりはない」と伝えた。

するとその後、ヘンリー王子夫妻側が声明を発表。「この1年間の活動からも証明されている通り、サセックス公爵と夫人は、イギリス、そして世界中への責務と奉仕を続けている。公式の役割に関係なく、彼らは引き続き、これまで代表してきた組織をサポートし続ける。私たちはみな、奉仕の生活を送ることができる。奉仕は万人のものである」と伝えた。

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一見すると円満に見えるが、英ニュースサイト『Daily Mail』は、「公式かどうか関係なく、奉仕の生活を続ける」という夫妻の身勝手な主張は、英国王室に対して大変無礼なものだと指摘。

Photo:Instagram(sussexroyal)
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また同サイトは、関係者による「奉仕と君主制を主な活動にすると、何億も稼ぐことはできない。ふたりが行っているのは慈善活動であり、公共サービスではない。価値のあるチャリティ活動だ。もちろん、それは良いことだが」という指摘を掲載。

2020年、夫妻はNetflixと複数年にわたる契約を結び、それによって受け取る額は160億円とも言われている。夫妻が王室を離れた後に多額を稼ぎながら、“奉仕を続けている”と語ったことに、疑問を投げかけた。

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英国王室は「夫妻の決断に悲しんでいる」と述べたものの、今回のふたりの決断と声明により、多くのメディアは「王室と夫妻の溝はさらに深まった」と予想している。

先日は第2子の妊娠を発表し、幸せムード満載だったヘンリー王子夫妻だったが、再び王室との温度差が浮き彫りに。果たして夫妻は今後、どのようなプランを描いているのか。また、王室メンバーとの再会は実現するのか。ますます注目度が高まりそうだ。

※メーガン妃は英王室を離脱していますが、夫であるヘンリー王子に王位継承権があるため、メーガン妃としています。

text : Mariko Peeling 

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ヘンリー王子夫妻、英王室から完全離脱! の画像_1
英国王室の名誉称号を全て返上するというサセックス公爵と夫人。
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2018年、英国王立空軍の式典に参加していた時は和やかムード。
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米国ではプロダクション会社を設立し、ポッドキャスト番組を製作中。
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今回の件で、夫妻と王室の溝が深くなったとされている。
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