大坂なおみ選手、実業家としての顔を見せつける! 有色人種のニーズに応えるスキンケアブランドがついに始動

プロテニスプレーヤーの大坂なおみ(23)がインスタグラムでスキンケアブランドをローンチすることを発表したのが今年の春こと。そして、いよいよそのブランドが動き出した。

今年4月、有色人種の肌のニーズに応えるスキンケアブランド「KINLÓ(キンロ)」をローンチすることを発表した、プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手(23)。今秋からの本格的なローンチを予定していたが、ついに始動! 2021年9月6日(現地時間)、自身のインスタグラムにキャンペーン画像やスキンケアアイテムをアップした。

Photo:Instagram(@naomiosaka)
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投稿には、「開発に取り組んできたこの1年間、知識豊富な素晴らしいチームが、たくさんの貴重な経験を与えてくれました。すべてがうまく進み満足しています。(この製品を使った)みなさんの反応が楽しみです☺︎」と、完成した製品への自信がうかがえるコメントも。

日本語の「金」とハイチ語で「金」を意味する「ロ(Ló)」を組み合わせた同ブランド名は、ハイチ系アメリカ人の父と日本人の母を持つ彼女のパーソナルな部分から名付けられたそうだ。

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キンロは、日焼け止め、アイクリーム、ミスト、リップバームなど、数々のアイテムをラインナップ。プレスリリースによると、製品はすべて「メラニン色素を持つ人たちの肌のトーンを保護し、若返らせる」ことを目的とし、「クリーンな処方」で作られているという。

もともと、「メラニン色素を多く持つ人たちは日焼け止めは必要ないと考えていた」と言う大坂選手。だが、そういった人たちも紫外線を浴びることで皮膚がんを発生するリスクが高まることを学んだそう。

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「なぜ(有色人種の人たちの)肌を保護する優れた製品がないのか、疑問に思いました。そこで、メラニン色素が多い人たちの肌に寄り添う機能的なスキンケアブランド、キンロを立ち上げました」と、ブランド設立に至った背景を告白。そして、皮膚科医のナアナ・ボアキエ博士とともにディレクターを務め、どんな肌にも合う製品作りを目指した。

Photo:Getty Images
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実業家としての才能を発揮した大坂選手だが、本業のテニスは不調のよう。9月3日(現地時間)に行われた全米オープンの3回戦では、試合中にラケットをコートに叩きつけたり、観客席にボールを打ち込んでしまったりする場面が。試合後の会見で涙ながらに謝罪し、「しばらくテニスから離れようと思う」と休養する意向を明らかにした。

2018年からメンタル面の不調に悩まされている大坂選手。以前のような笑顔を取り戻し、元気な姿でテニスコートに戻ってきてくれることを願うばかり。

text:Mayu Yamamoto

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有色人種のニーズに応えるスキンケアブランド、キンロをローンチした大坂なおみ。
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キンロのイメージ写真でネイビーの水着スタイルを披露した大坂。
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キンロのスキンケアラインのアイテムの数々。
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キンロは、どんな肌の人にも寄り添うスキンケアアイテムを発表。
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2021年9月3日(現地時間)、全米オープンの試合に出場した大坂。負けて悔しそうな雰囲気が伝わってくる。