亡き祖父と息子ジョージ王子の写真に、特別な想いを込めたウィリアム王子。故フィリップ殿下から引き継いだ公務に熱意を注ぐ

地球環境問題に熱心に取り組んでいるウィリアム王子(39)がインスタグラムに、その取り組みのひとつを紹介する短い動画をアップ。王子の動きより、背景にさりげなく置かれた1枚の写真に、メッセージが込められていたもよう。

2021年9月17日(現地時間)、イギリスのウィリアム王子(39)が、自身が立ち上げた環境問題への取り組みのひとつ「アースショット賞」を紹介する書籍『Earthshot:How to Save Our Planet(原題)』をPRする動画をインスタグラムにアップ。

動画は、ウィリアム王子がデスクに置かれたタイプライターで文章を綴る姿を捉えた短いものだが、その背後に置かれた写真に注目が集まった。

Photo:Instagram(dukeandduchessofcambridge)
Photo:Instagram(dukeandduchessofcambridge)

その写真とは今年4月に亡くなった祖父、故フィリップ殿下(享年99)と息子ジョージ王子(8)が馬車に乗った写真。

この写真はフィリップ殿下が亡くなった際、ウィリアム王子が追悼の文章とともにインスタグラムで公開したもの。撮影したのはジョージ王子の母親、キャサリン妃(39)だそう。

Photo:Instagram(dukeandduchessofcambridge)
Photo:Instagram(dukeandduchessofcambridge)

ロイヤルファミリーは写真や動画を公開する際、画面に写りこむ写真にしばしばメッセージを込めると言われる。米誌『people』いわく、ウィリアム王子は、環境問題に熱心に取り組んだ故フィリップ殿下への敬意を表したと伝えた。

昨年、エリザベス女王(95)夫妻から、ふたつの野生動物保護団体の後援者の立場を引き継いだウィリアム王子。それに続き、2021年から10年間で地球環境を修復するための解決策を見つけ出し、問題解決につなげることを目的とした賞「アースショット賞」を創設。環境問題への取り組みに、これまで以上に力を入れている様子。

Photo:Samir Hussein/WireImage
Photo:Samir Hussein/WireImage

ウィリアム王子夫妻のチャリティ活動を支援する王立財団の責任者によると、ウィリアム王子は「アースショット賞」の構想段階から、地球環境問題に関して自分が最大に貢献できることは何か、何をしたら子どもたちに“自分の役割は果たした”と言えるか、考えていたという。

Photo:Instagram(dukeandduchessofcambridge)
Photo:Instagram(dukeandduchessofcambridge)

上の世代から受け継いだものを次世代へつなぐ、故フィリップ殿下とジョージ王子が馬車に乗った写真。そんなウィリアム王子の思いを表現するために、ぴったりの存在だったといえそうだ。

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亡き祖父と息子ジョージ王子の写真に、特別の画像_1
マジメな表情でタイプライターに向かうウィリアム王子。
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ひ孫を馬車に乗せ、うれしそうな笑顔を見せていた故フィリップ殿下。
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2021年9月14日(現地時間)に単身イベントに出席したウィリアム王子。Photo:Samir Hussein/WireImage
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エリザベス女王夫妻とまだルイ王子(3)が生まれる前のウィリアム王子一家。
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