英王室で自己流を貫いたメーガン妃。わずか2年のプリンセス期間とファッション革命ぶりを振り返る

2018年にヘンリー王子(35)と結婚し、英王室の一員となったメーガン妃(38)。アメリカ国籍の人気女優であること、離婚経験を持つことなどから、交際が判明するなり世界中の注目の的に。結婚後も英王室のしきたりに反する言動で度々話題をさらってきた彼女だが、なかでも特段大きなインパクトを残したのがファッション。

肌の露出度が高いデザインを好んだり、正装では必須のストッキングを穿かなかったり、英王室ではタブーと言われるバッグの斜めがけを何度も取り入れたりと、自己流を貫いたメーガン妃の「型破りなロイヤルファッション」。幾度となく批判を浴びる一方で、着用したアイテムが次々と完売するなど、その支持率と影響力はキャサリン妃(38)をしのぐとも言われている。

ヘンリー王子との婚約発表に、エリザベス女王との初公務、海外の公式訪問、アーチーの出産報告会見と、わずか2年のプリンセス期間で話題をさらったスタイリングは数知れず。ゴージャスなドレスアップ姿からシックなパンツスーツまで、様々なテイストを自由自在に着こなしてきたメーガン妃だが、その装いに一貫して現れていたのが内に秘めた「パワー」。

人気女優から英王室を背負うプリンセスとなり、ヘンリー王子を支える良き妻、ダイアナ元妃の意思を受け継ぐ活動家、息子アーチーの母、と、背負うもの、守るものが大きくなっていくなか、メーガン妃はどのようにファッションを楽しんでいたのか。また、ファッションを通じて伝えたかったことは?

ロイヤルファッションに新しい風を吹かせただけでなく、世界中の女性に勇気を与えたメーガン妃のアイコニックな30ルックをプレイバック。メキメキと輝きを増していゆく、その笑顔と佇まいにも注目して!

photos:Getty Images text:Mayu Yamamoto

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2017年9月25日(現地時間)、ヘンリー王子とメーガン妃の交際が噂されてから初めて公の場に姿を現したのが、カナダ・トロントで開催された国際スポーツイベント「インビクタス・ゲーム」。 初となるツーショットの記念すべき日にメーガン妃が選んだ白シャツに注目! 友人のファッションデザイナー、ミーシャ・ヌノーのもので、“ザ・ハズバンド(=旦那)”という名前がついているのだとか。これを知ったメディアは「結婚間近か!?」と大騒ぎ。メーガン妃の意図は不明なものの、テーマ性のあるファッションで人々を魅了する上級テクニックは王室メンバーになる前から持ち合わせていたよう。
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2017年11月27日(現地時間)、ケンジントン宮殿で婚約を公式発表。終始笑顔を絶やさないメーガン妃は、ヌーディなハイヒールに純白のコートを羽織って登場。花嫁をイメージさせる“白”を選びつつも、ワンピースではなくコートというシャープな形で取り入れているのがメーガン妃らしさ。 そんな彼女のファッションの中でも特に視線を集めたのは、左手の薬指に光る婚約指輪。英国王室御用達のクリーブ・アンド・カンパニーによって作られた逸品で、3つのダイヤモンドがあしらわれている。アフリカ・ボツワナ共和国のダイヤを中央に、両端に輝く2つのダイヤは、ヘンリー王子の母ダイアナ元妃(享年36)の形見だそう。
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2017年12月25日(現地時間)、ヘンリー王子の婚約者としてロイヤルファミリーとともにクリスマスミサに出席したメーガン妃。婚約中とはいえ、結婚前の参加は「異例の待遇」として話題に! なんと、ヘンリー王子がイギリスに家族がいないメーガン妃を招待してほしいと、エリザベス女王(94)にお願いしたんだとか。 ヘンリー王子の寵愛を受けるメーガン妃のこの日の装いは、カナダ発のブランド、センタラーのコートにブラウンの帽子を被ったエレガントなスタイル。シューズは帽子と同系色のスチュアート ワイツマンのロングブーツをチョイス。柔らかな印象をキープしつつ、ブラウンカラーの統一でトレンドも逃さないのがメーガン流。
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2018年1月18日(現地時間)、ヘンリー王子とともにウェールズの首都カーディフを訪問。この日のメーガン妃はブラックを主役にスパイシーなスタイル。ウェールズ発のブランド、ヒウトデニムのスリムなパンツに、コートはステラ マッカートニーをチョイス。英国王室の仲間入りを意識してか、英国ブランドを取り入れた。 しかし通常ブラックカラーは「喪」のイメージが強いためロイヤルメンバーは極力、避けているのだそう。しかしその後も、ことあるごとにブラックファッションを披露し続けたメーガン妃。強さの象徴ともいえる黒で、強い信念や意思を表したかった?
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2018年2月1日(現地時間)、王室主催のイベント、エンデバーファンド・アワードに出席したふたり。メーガン妃はモードなパンツスーツで登場。このスーツはキャサリン妃(38)も愛用するアレキサンダー・マックイーンのもの。 足もとは、メーガン妃のトレードマークと言えるマノロブラニクのヒールをセレクトした。メーガン妃らしいクールなマスキュリンルックだが、ロイヤルファミリーの女性がフォーマルな場でパンツスタイルを披露することはかなりレア!
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2018年2月13日(現地時間)、スコットランドの首都エジンバラをヘンリー王子とともに訪れたメーガン妃。バーバリーのコートで、スコットランドの伝統的な織物であるタータンチェックを取り入れた。ちなみに、ダイアナ元妃も1987年にスコットランドを訪れた際にタータンチェックのドレス姿を着用している。 しかしロイヤルの着こなしとしては、バッグを斜めがけにすることは基本タブー。公式行事での生脚やパンツルックなど、婚約から1年も経たずに英王室のドレスコードを次々と破るのは、ロイヤルファッションに革命を起こそうとしている証!?
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2018年3月12日(現地時間)、ロンドンのウェストミンスター寺院で開催されたコモンウェルス・デーの式典に出席したメーガン妃。エリザベス女王と公務で同席するのは、この日が初めて! それが理由か、生脚を封印しストッキングを着用。英国ブランド、アマンダ ウェイクリーのアイボリーのコートにネイビーのドレスを合わせ、コントラストが美しいエレガントなスタイリングに。プリンセスの風格を見せつけた。
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2018年3月23日(現地時間)、北アイルランド最大の都市ベルファストをサプライズ訪問したメーガン妃。この日は、カナダ発のブランド、マッカージュのウールコートにヴィクトリア・ベッカムのセーターを着用。 かっちりとした装いでも、ルーズなまとめ髪「メッシーバン」で抜け感を作るのがメーガン妃のスタンダード。フェミニンのなかにも聡明さを秘めた装いは多くの女性から憧れの声が続出し、シャーロット・エリザベスのバッグは即完売!
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2018年4月18日(現地時間)、16日からロンドンで開催されている英連邦首脳会議の関連イベントに参加したヘンリー王子とメーガン妃。まさにメーガン流の新ロイヤルファッションを体現したようなスタイルと言える、この日の装い。 オロトンのクロスボディバッグを斜めがけし、メーガン妃愛用ブランドのアルチュザラのピンストライプのドレスにジャケットを……なんと肩がけ! ちなみに公務でアウターを肩がけしたのは、ロイヤルファミリーではメーガン妃が初めて。まさに歴史に残るスタイリングに。
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2018年4月25日(現地時間)、ロンドンのハイドパークで行われたアイザック・デー(オーストラリアの終戦記念日)の追悼ミサに参加。夜明けに行われるイベントのため、厚手のコートを着用して登場したメーガン妃。 ここで注目したいのがオーバーサイズのブラックハットで、ダイアナ元妃も公務で着用していたことがあるアイコニックなアイテム。独自のスタイルを貫きつつ、ダイアナ元妃へのトリビュートを忘れないのは、ヘンリー王子への愛情の現れ?
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2018年5月22日(現地時間)、結婚式から3日後、サセックス公爵夫妻として初めて公の場に登場したのが、チャールズ皇太子の70歳を祝う園遊会。この日のメーガン妃は、まさに“ザ・ロイヤル”の名にふさわしい装いで登場! キャサリン妃も愛用するブランド、ゴートの上品なローズピンクのペンシルドレスに同色のハットを合わせ、エレガントな公爵夫人としての姿をイギリス国民にアピールした。かっちりとしたロイヤルルックでも、シアー素材で彼女のアイコニックな肌見せスタイルは健在!
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2018年6月9日(現地時間)、エリザベス女王の92歳を祝う式典にて。華やかなイベントを意識してか、珍しくピンクを選んだメーガン妃。しかしここでもまた批判が殺到! その理由は、肩の大胆な露出。 ダイアナ元妃も1987年のロイヤル・バレエ観劇に出かけた際にオフショルダーのドレスを着用していたので問題ないのでは……と擁護する声も上がったが、女王の誕生日を祝う公式の会は、260年以上の歴史を誇る「軍旗分列行進式」が行われる伝統行事。そんな一大イベントだからこそ「不適切だ」といった意見が多く聞かれた。
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2018年6月14日(現地時間)、エリザベス女王とのふたりきりでの初公務に選んだのは、エレガントなジバンシィのドレス。ケープがほどよく主張するデザインのチョイスは、どんなときもスタイリッシュさを意識するメーガン妃ならでは。 この日はグレンフェル・タワー火災からちょうど1年であったため、エリザベス女王は追悼の意を示すグリーンカラーのドレスで登場。メーガン妃にも事前に伝わっていたようだが、彼女が選んだドレスの色はアイボリー。キャサリン妃よりもメーガン妃をひいきしていると噂されてきた女王も、この日ばかりは内心どう思っていたのかは定かではない!?
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2018年9月25日(現地時間)、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開かれたオセアニア展のオープニングに出席したメーガン妃。初の単独公務となったこの日に選んだのは、ジバンシィのブラックドレス。 以前から大胆にスリットが入ったスカートを好み、はく度に「ロイヤルとしての品に欠ける」と言われ続けてきたメーガン妃。今回もメディアを賑わせるかと思ったが、ファッションよりもある行動が話題を独占! 会場に到着した車から降りたメーガン妃が、自身で車のドアを閉めたのだ。その姿にSNSには「謙虚」や「自分でドアを閉めるプリンセス。素晴らしい!」と賞賛のコメントが数多く投稿された。「ドアは自分で閉めない」というロイヤルのマナーはないが、メーガン妃がとったこの行動に「自分のやり方でやる」という意思が含まれているのでは、という憶測まで飛び交うことに……!
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2018年10月18日(現地時間)、結婚後初となる海外公務でオーストラリアを訪問中のヘンリー王子とメーガン妃。第1子を妊娠したことを公表したばかりのメーガン妃の装いは、ディオン リーの鮮やかなブルーのドレス。 妊婦となり、“隠す”ファッションにシフトするかと思いきや、膝上まで見える大胆なカッティングをセレクト! 妊婦となってもヒールをはき続けるというメーガン妃流マタニティスタイルも、大きな話題を呼んだ。
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2018年10月20日(現地時間)、オーストラリアを公式訪問した際に、ヘンリー王子が主催する国際スポーツイベント「インビクタス・ゲーム」を観戦。オープニングセレモニーで見せたシックなネイビーのドレスから一変、観戦時にはスパイシーなパンツスタイルで登場した。 「インビクタス・ゲーム」の公式シャツを着用していながらも、彼女のアイコン的パンツとも言えるブラックのスキニーにヒールを合わせ、見事、洗練されたパンツルックに仕上げたメーガン妃。ちなみに、この日メーガン妃がはいていたマザーのブラックスキニーパンツはネットで注文が殺到したのだとか!
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2018年10月26日(現地時間)、オーストラリア地理学アワードに出席。メーガン妃はオスカー デ ラ レンタのフェミニンなチュールドレスをまとい、モナコ公国のグレース・ケリー元妃(享年52)を彷彿とさせる装いで登場。 その2日前にあたる24日(現地時間)にはフィジー共和国のサウスパシフィック大学で、学生に向け「教育」や「フェミニズム」についてスピーチしたメーガン妃。その中で「大学進学は経済的困難を極めることでもあり、私の場合においても同じだった」と話し、奨学金を利用したことやアルバイト代をすべて大学の授業料にあてたエピソードを披露。 すると後日、異母姉のサマンサ・マークル(55)が「授業料は全額、父が払ったのよ! このスピーチはデタラメ」と暴露。真相は明らかになっていないが、周囲が嫉妬してしまうほど、めきめきと輝きを増していたのだけは確か?
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2018年10月27日(現地時間)、シドニーで開催された「インビクタス・ゲーム」のクロージングセレモニーに出席したヘンリー王子とメーガン妃。1年前のカナダ・トロントで開催された同イベントで恋人同士だったふたりも、1年後には夫婦になってカムバック! 昨年のラフなスタイルに対し、クールなモスグリーンのタキシードドレスで登場し、主催者夫人としての凜とした存在感を見せた。ホルターネックで肩を大胆に露出したドレスはハンサムかつ、セクシーな雰囲気も併せ持ち、まさにメーガン妃の好み。このルックの影響を受けてか、スペインのレティシア妃(47)もホルターネックに挑戦したことが! 英王室だけでなく、他国のロイヤルにも新しい風を吹かせたよう。
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2018年10月29日(現地時間)、ニュージーランドの首都ウェリントンを訪問中、海沿いにあるマラヌイ・カフェに立ち寄り、メンタルヘルスの問題に取り組む現地の若者たちと交流したヘンリー王子とメーガン妃。 この日はメーガン妃らしさ全開のパンツルック! ビッグカラーのアウターでメリハリを作り、お腹のふくらみをナチュラルにカバー。洗練されたマタニティスタイルは、世界中の女性から羨望の的に。
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2018年10月30日(現地時間)、オークランド戦争記念博物館でのレセプションに出席。パステルカラーの鮮やかな色よりもブラックやネイビー、グレーといったシックなカラーを好むメーガン妃らしく、この日もネイビーのダブルブレストドレスをセレクト。 エッジの効いたカッティングで、お腹まわりを隠しつつ、自慢の美脚は存分にアピール。自分が魅せるべきポイントを熟知しているところも、メーガン妃のファッションが一際輝く理由のひとつと言えそう。
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2018年11月11日(現地時間)、リメンブランス・デーの戦没者追悼式後のウェストミンスター寺院で行われた追悼行事に、夫妻で出席。デコルテが美しく見えるネイビーカラーのセットアップは、プラダ。スタイリッシュでクール、でもセクシー&フェミニンさも忘れないメーガン妃を象徴しているかのような一着だ。 胸もとの真っ赤なポピーは、戦没者への敬意を込めたブローチ。この日の昼間に行われた追悼式典では「他の王室メンバーよりもポピーの数が少ない!」 と非難を浴びてしまったメーガン妃。花の数だけでバッシングが起こってしまうのも、メーガン妃が大きな注目を浴びている証拠? 「そんなことは気にしない」とばかりの堂々とした立ち居振る舞いに拍手!
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2018年11月19日(現地時間)、ロンドンのパラディウム劇場で開催されたチャリティイベントに出席したメーガン妃は、またも大胆に肩を露出。 サフィヤの総スパンコールのトップスは、お腹をすっきりと隠してくれるフォルム。マタニティスタイルでも、セクシーを諦めない意思の強さが伝わってくる!? 自分に似合い、着こなせれば問題ないとする彼女のスタイルは、世の女性に自信を与えたに違いない。
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2018年12月25日(現地時間)、英王室恒例のクリスマスミサに出席。この日のメーガン妃はネイビーを基調に、ブラックの小物をセット。ハットとアクセサリー以外はすべてヴィクトリア・ベッカムのもので、モードなメーガン流ルックで魅せた。 一年を通してヒール愛を貫くメーガン妃だが、前年も同様に、クリスマスミサではロングブーツというこだわりがあるよう。王道のエレガントスタイルを徹底するキャサリン妃と並び、メーガン妃の力強さがより強調された1枚。
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2019年3月11日(現地時間)、コモンウェルス・デーの式典に出席。妊娠8カ月のメーガン妃は、チェーンの模様がプリントされたヴィクトリア・ベッカムのドレスに、純白のピルボックス帽とコートをオン。清楚なスタイルも、エッジィなチェーン柄を覗かせてスパイスアップさせた。 実はダイアナ元妃が1987年にサンドハースト陸軍士官学校を訪問した際の装いと酷似しており、ダイアナ元妃へのトリビュートスタイルのひとつとして話題に。 ちなみにこの日のイヤリングはディーン デヴィッドソンのもので、価格は160ドル(約1万7000円)。キャサリン妃しかり、ハイ&ローを絶妙にマッチさせる高度なテクニックもお手の物。
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2019年5月8日(現地時間)、第1子アーチーくんのお披露目をロンドン郊外のウィンザー城で行なったヘンリー王子とメーガン妃。ダイアナ妃に習いカラフルなワンピースで出産報告を行ったキャサリン妃とは対照的な、かっちりトレンチ風ドレスのチョイスが話題を呼んだ。 デレっとした表情を浮かべるヘンリー王子とともに、3人となった一家は終始幸せムード。しかし、立ち去る際に見せたメーガン妃の“ヘンリー王子の背中をさする” 行動にメディアがザワついた! イギリスでは、立場が上の人が下の人にする行為なのだとか。これらの行動が、ふたりの王室離脱劇が「メーガン」と「エグジット」をかけた「メグジット」と呼ばれる所以?
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2019年9月12日(現地時間)、自身がパトロンを務め、社会的・経済的に恵まれない女性をサポートする団体「スマートワークス」のローンチイベントにて。自ら手がけたカプセルコレクションのなかから、芯の強さを感じさせるパンツスタイルを選んだ。 アーチーくん出産後の大きな仕事のひとつでもあるこのプロジェクトは、発売から8日で1年分の売上目標を達成したのだとか。着用したアイテムが次々に完売するという現象を利用したメーガン妃の戦略は見事大成功! ビジネスの手腕も明らかに。
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2019年9月25日(現地時間)、アーチーくんを伴って初のアフリカでの公務に臨んだメーガン妃。この日はチャリティ団体「マザーズ2マザーズ」を訪問。地元の母親や子どもたちと交流をはかる際に選んだ装いは、エフォートレスなジャンプスーツ。 愛用のマノロブラニクのヒールに大振りのイヤリングをセットし、レディな装いへと昇華させた。公の場では笑顔を絶やさないメーガン妃だが、同時期に行ったテレビインタビューでは、痛烈なメディア攻勢に対する苦悩を告白している。
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2020年1月7日(現地時間)、2020年初の公務としてカナダ公館を訪問したヘンリー王子とメーガン妃。この日のメーガン妃は、グラデーションを効かせたワントーンスタイルを披露。柔らかなブラウンで統一しつつ、光沢のあるスカートで主張も抜かりなし。 この翌日に英王室離脱発表を控えていたせいか、その笑顔はいつも以上に穏やか。ちなみに、2017年に初めてロイヤルファミリーとともに参加したクリスマスミサでも、ブラウンを主役にしていたメーガン妃。一大イベントや大事な決断を下す際に選んでいる“ブラウン”は、メーガン妃にとって特別な思い入れがある色なのかも……?
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2020年3月7日(現地時間)、英王室離脱を発表してから初めての公務として、ロイヤル・アルバート・ホールで開催されたマウントバッテン・フェスティバル・オブ・ミュージックに出席。ヘンリー王子のイギリス海兵隊の衣装に合わせ、真っ赤なドレス姿で登場した。 小物も赤で揃え、オールレッドの艶やかなドレススタイルは、メーガン妃史上もっともパワフルなスタイリングと言える!? これまでは肩を露出したドレスを好んで着用してきたメーガン妃だが、離脱を決めてからの公務には肩を隠すケープ付きのドレスを立て続けに選んでいることに、心の変化が見え隠れ。アイメイクとチークも強調した姿はまるで、レッドカーペットを歩く女優のよう。急激な変化に、女優復帰を真剣に考えているのでは?と囁く声も。
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2020年3月9日(現地時間)、サセックス公爵夫妻にとって最後の公務となったのは、コモンウェルス・デーの式典。登場するたびに世間を賑わせてきたメーガン流のロイヤルファッションもこれで見納め。そんなメーガン妃の最後を飾ったのは、エミリア・ウィックステッドの色鮮やかなグリーンのケープドレス。 メーガン流ロイヤルファッションの集大成のような、エレガントであり強さを感じさせるスタイルは、ロイヤルファンならずとも多くの人を魅了。王室を正式に離脱した彼女が今後どのようなスタイルを見せてくれるのか、楽しみでならない。
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