2001年に第一作目が公開され、瞬く間に世界的大ヒットを記録した映画『ハリー・ポッター』（以下、ハリポタ）シリーズ。2011年に惜しまれつつも終了し、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフ（31）、ロン・ウィーズリー役のルパート・グリント（32）、ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソン（31）らキャストたちは映画、TV、舞台で活躍したり、音楽活動や社会活動を始めたり、インフルエンサーになったりと各々の道を進むように。それでも10年間の“学校生活”での絆は強く、メンバーたちはそれぞれ交流を続けている。
【ストーリー】世界中で爆発的に大ヒットしたファンタジーストーリー！
イギリスの作家J・K・ローリングによるベストセラー小説が原作となり、2001年に『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されたハリポタシリーズ。1990年代のイギリスにあるホグワーツ魔法魔術学校を舞台に、幼い頃に両親を亡くした少年ハリーの成長を描いたファンタジーストーリーは、子供だけでなく大人の心もグッと掴み、公開から３日間の興行成績で全米歴代ナンバーワンを記録するほど大ヒット。そして撮影当時、ハリー役ダニエルは11歳、ロン役のルパートは12歳、ハーマイオニー役のエマに関しては10歳と、稀に見る才能を発揮したスーパーキッズたちだった！
友情とお茶目な魔法シーンがたまらない！
映画の見所といえば、何と言ってもハリー、そしてロン、ハーマイオニーの友情。時には喧嘩もしたりするけれど、互いを思いやり強い絆で結ばれている３人。少年＆少女らしく、時には魔法でお茶目ないたずらをしたり、そのやんちゃぶりでスネイプ先生に目をつけられるシーンも楽しい。
いいスパイスとなるのが、なぜか憎めないいじめっ子役のドラコ！
このシリーズに欠かせないキャラクターといえば、トム演じるドラコ。常にハリーを目の敵にし、ロンやハーマイオニーといった他の生徒をからかういじめっ子だけど、なぜか憎めないのが魅力。特にエマ演じるハーマイオニーとは犬猿の仲だったものの、実生活でトムとエマは大親友で、今でも超仲良しという事実も面白い。
“ダンブルドア軍団”は同窓会の基盤にも！
シリーズが進むにつれ、ハリーの仲間も続々と増加。『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』（2007）では、闇の魔法使いであるヴォルデモート卿が率いる闇の軍団“死喰い人”に立ち向かうため、正しい防衛術を学ぶべく、ハリーを中心に“ダンブルドア軍団”を結成。劇中で友情と絆を深めたキャストたちは、実生活でも仲良くなったよう。
ティーンならではの恋愛シーンにキュンキュン！
魔法ファンタジーな世界の中にも、友情だけでなく、恋愛模様を描き、ファンをドキドキさせるハリポタシリーズ。ハリーは初恋のチョウ・チャン（ケイティ・ラング 33）とキスシーンを見せたり、ロンとハーマイオニーも時折互いへの恋心を見せるなど、ピュアでキュンキュンなラブシーンも注目すべきポイントの一つ。そして写真は皆さんご存じ、ウィーズリー家の末っ子ジニーとハリー！ チョウやジニーとの恋の行方には、ドキドキさせられっぱなし。
シリーズの集大成となった最終章ももちろん大ヒット
前後篇の２部で構成されたシリーズ最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝』（2010、2011）で描かれるたは、ハリーと最大の敵であるヴォルデモート卿の最終決戦。ハリーが命を賭けて戦うシーンはもちろん、仲間との友情や絆、そして愛とは何かを問う見所満載の場面ばかり。ドキドキ＆ハラハラ、そして涙がとまらない展開に。北米の歴代オープニング新記録を塗り替えるなど、有終の美を飾ることに成功！
【同窓会】2015年／すっかり大人になり、お酒で乾杯する姿も！
2015年、イギリスではなく、まさかの米ウエスト・ハリウッドで再会を果たしたトム、ルパート、そしてロン（ルパート）の兄役フレッドを演じたジェームズ・フェルプス（35）と、ボニー。出会った時はまだ少女や少年だったのに、すっかり大人になってビールで乾杯というのが感慨深い。
2018年／レアな３ショットを見せ、ファン歓喜！
2018年４月には、エマ、トム、そしてネヴィル・ロングボトム役のマシュー・ルイス（31）が再会。ラフな格好とリラックスした思い切りの笑顔は、まさに旧知の仲ならでは。このたまらない３ショットに「最高の写真」「泣けてくる」とファンも思わず歓喜！
2018年／トムがダニエルの仕事を応援。アツイ友情を見せる！
劇中ではライバルを演じていたダニエルとトムだけど、私生活ではもちろんバチバチ感はなし！ 2018年には仕事でニューヨークを訪れていたトムがダニエルの舞台を鑑賞し、その後ツーショットをパチリ。2019年には再共演をしたいと２人で話しているということを明かし、ハリポタファンの胸を熱くさせることに。
2018年／劇中の役柄とは正反対！ トムはエマともツーショットを披露
性別、年齢関係なく絆が強いのも、ハリポタキャストの魅力。特にエマとトムは共演してからずっと仲良し。こんな密接なツーショットも撮るほどの親密ぶりで、しかもエマはトムが初恋の相手だったことも告白したことから、熱愛の噂が浮上したこともしばしば。
2019年／幹事イヴァナはチーム・レディの会を決行
ちょっと風変わりなルーナを演じたイヴァナは、度々女性キャストの同窓会を開催するリーダー的存在。2019年には、ハリーの初恋の相手であるチョウを演じたケイティ、そして最後の３作にパンジー・パーキンソン役で出演したスカーレット・ヘフナー（30）との３ショットを公開。飾らない格好で、道端で写真を撮るところが親密さをよく表している。
2019年／仲良しオーラが漂うスペシャルな４人組が再会
2019年にはユニバーサル・スタジオから新しいアトラクション「ハグリッドのマジカル・クリーチャーズ・モーターバイク・アドベンチャー」がお披露目となり、発表会にルパート、ジェームズ、オリバー・フェルプス（35）の“ウィーズリー家”、そしてそして一家と対立していたトムが出席。ルパートとトムは、発表会後に別のアトラクションも一緒に楽しむなど、まさに友達そのもの。
2019年／劇中ではあり得ないショットに世界中がドキマギ
2019年の８月には、ミュージシャンとしても活動するトムがエマにギターレッスンをする写真が公開に。エマはなんとパジャマ姿で、トムは濡れ髪というお泊まりを連想させるようなワンシーンに、ハリポタファンならずとも、世界中の人々がドキドキ！ ホグワーツでは絶対にこんな姿は見られなかったと大きな話題に。
2019年／“ダンブルドア軍団”は仕事で嬉しい再会
2019年にロードアイランドで行われた最大のコミックコンベンションに参加したのはボニー、イヴァナ、そしてジェームズとオリバーの“ダンブルドア軍団”。イヴァナは「楽しい人たちと近況を話し合うことができて、素晴らしい週末だった」とその喜びを素直にコメント。
2019年／大きな話題を呼んだプチ同窓会！
2019年のクリスマスにはトム、エマ、イヴァナ、ボニー、マシューという豪華なプチ同窓会が開催され、世界中のファンが大興奮！ エマは「私たちからメリー・クリスマス」、ボニーは「時間が経ったわ」、そしてマシューは「両手に花」、トムはマシューと語っている写真を載せて「#グリフィンドールVSスリザリン」と語るなど、それぞれが違うコメントを発信しているのもユニーク！
2019年／アフシャンは忘年会兼同窓会を決行
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』（2005）でロンのパートナー役だったパドマ・パチルを演じ、現在はインフルエンサーとしても活躍しているアフシャン・アザド（33）。2019年には、みんながイギリスに帰ってくる年末を利用し、ボニーをはじめ、米国のTVドラマで活躍しているアルフレッド・イーノック（32）、ジョージナ・レオニダス（31）、ローレンス・リーフォードらと再会。外ではしゃいだり、バーで飲んだりと楽しそうな姿がまさに同窓会といった雰囲気。
2020年／ゴルフ対決！ 役柄に徹したSNSもお手の物
ゴルフを一緒にプレイする中で、プレイ中は映画の対決シーンさながら、本気で挑んでいるトムとフェルプス兄弟。2020年のこの時はジェームズが勝ち、トムは不満顔で「今回はおまえの勝ちだ、ウィーズリー」とコメント。一方、ジェームズは笑顔で「次はもっとうまくやれよ」と、劇中で小競り合いをする役柄を彷彿させる投稿を互いにアップ。
2020年／フェルプス兄弟は番組内でキャストと再会
2017年からポッドキャスト番組『Double Trouble』をスタートさせ、仲良しのトムやボニー、ケイティなど、多数のハリポタキャストたちをゲストに招いているフェルプス兄弟。2020年には、一・二作目でリー・ジョーダン役を務めたルーク・ヤングブラッド（34）など、懐かしのメンツも登場。現在は『normal not normal』と番組名を変えるも、2021年２月にはイヴェナが出演するなど、定期的にリユニオンが行われるから、ハリポタファンは要チェック！
