吉沢亮がまとう、青い衝動

挑戦こそが新しい歴史をつくる

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26歳にして大河ドラマの主演という大役に挑む吉沢さん。メゾンの象徴である「モノグラム」にタペストリーからインスピレーションを得たパターンを取り入れたセットアップは、従来の価値観にとらわれることなく挑戦を続ける彼の姿にも重なる。その視線の先に見えるのは、日本のドラマ史に新たな1ページが刻まれる瞬間なのかもしれない。

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シャツ¥133,000、中に着たシャツ(参考色)¥92,000、パンツ¥118,000、靴¥119,000/ルイ・ヴィトン クライアントサービス(ルイ・ヴィトン)

静かに燃える闘志を秘めて

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メゾン創設の地であるパリのモンテーニュ30番地や南仏のラ コル ノワール城など、ムッシュディオールが大切にしていた「家」から着想された今季。部屋の中で自己と向き合う、思索にふける時間が新たなクリエーションを育む源となる。温かなカシミヤのケーブルニットに包まれ、内なる炎を感じて。

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ニット¥280,000、パンツ¥86,000/クリスチャン ディオール(ディオール)

青天のように鮮やかなニット

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ニット¥122,000、パンツ¥119,000、バッグ¥128,000、スカーフ¥23,000、靴¥89,000(すべてジル サンダー バイ ルーシーアンド ルーク・メイヤー)、Tシャツ(3枚セット)¥40,000(ジル サンダー+バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー)/ジルサンダージャパン

青空を思わせるさわやかなブルーのニットに、フードつきのスカーフ、フラットなウエストバッグなどの遊び心のあるアクセサリーをオン。偶然にも、「青」という言葉が入ったタイトルの作品に多く出演している吉沢さん。彼自身の好きな色でもあるという。

いつも反骨精神を忘れずに

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ニット¥80,000/アンダーカバー パンツ¥38,000/TOGA 原宿店(トーガ ビリリース) 靴¥120,000/JIMMY CHOO

有刺鉄線とバラの模様が編まれたニットはアンダーカバーのもの。デザイナーの高橋盾は日常生活が一変した今シーズンを新時代の幕開けと捉え、パンクとリアルが融合したコレクションを発表した。時代の荒波にもまれながらも、力強く生きた渋沢栄一に思いを馳せて。

未来は目の前に開かれている

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ジャケット(参考商品)、ニット¥95,000/メゾン マルジェラトウキョウ(メゾン マルジェラ)

赤い襟が印象的なダブルブレストのネイビーのジャケットを着た吉沢さんが見つめる先にあるものは?大河ドラマで主役を演じることは決してゴールではなく、その先も続く役者人生の中の一歩にすぎない。最初は迷いがあったものの、今は淡々と準備をしていると語る彼の前には、空のように無限の未来が広がっている。

 

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