NO ひとりっぷ , NO LIFE from ひとりっP

「元気ですか? 無事でいることを祈っています」

久しぶりに届いたメッセージは、前回のリオのカーニバルでひとりっPが参加したサンバチームのグループリーダーSandraからでした。

ブラジルで最初の新型コロナウイルス感染者が確認されたのは、日本よりもかなり遅い2月末。が、3月中旬をすぎた頃から状況が深刻になってきて、早い段階から外出制限措置がとられているのはネットでチェックしていたので知っていました。

なので、思わず彼女に返信したのは、今年の桜の写真(日本に桜があって、ホントによかった!)。

NO ひとりっぷ , NO LIFE fの画像_1

「なんてキレイなの! あなたの国は本当に美しいわね!!」

あなたの国”!!

ひとりっP、この言葉に思いもかけずグッと来てしまいました。
「ありがとう。私は元気です。そちらはどうですか?」

「街の状況はまだ悪いわね」
「でも、もう終わる。ここから新しく始まるのよ」
「一緒にすべてを勝ち取りましょう!」

地球の裏側からの力強いメッセージ。
その確固たる意志。迷いのない姿勢。
瞬間、めちゃくちゃパワーをもらいました。
「はい! もちろん!」

NO ひとりっぷ , NO LIFE fの画像_2

旅は人生の貯金。

今は一時停止中だけれども。

数えきれない旅の想い出。
いくつもの旅の記憶。

間違いなく、私を支えてくれている。

そう。一緒に。
そして、必ず、また会う。

日本は美しい。
世界は美しい。

世界のドアは、必ずまた開く。

I see you, I see the world

旅を愛するみなさんへ。

STAY HOME, STAY SAFE

ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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