羽田空港滑走路ビューホテルに泊まってみた、どこより詳しい(たぶん)滞在記【前編〜羽田空港なう〜】

「空港は最強パワースポット」と常日頃思っているひとりっPです。空港LOVE! 飛行機LOVE! 空港にいるだけでナチュラルハイ! 超気分アゲ体質です。

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羽田空港に滑走路ビューホテルがあることは知っていて、ずっと気になっていました。そして、このコロナ禍で、宿泊費が以前に比べてかなーりリーズナブルになっていることもあり、先日ついに泊まってみたんです! いやもー、泊まってみて初めてわかった、あんなことやこんなこと、ありすぎ! 旅バカ&ヒコーキバカのひとりっP的には、かなりエキサイティングなステイ体験だったので、そのご報告をさせていただきます〜!

ステイ先は、ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田@第3ターミナル

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羽田空港には、滑走路ビューホテルが2軒あります。今回ステイしたのは、「ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田」(以下、ロイヤルパークホテル)。国際線専用の第3ターミナルに併設されています。こちらの写真は、第3ターミナルのほぼ全景。矢印の建物がホテル部分です。ドンズバ、滑走路に面していますね〜〜。
 
ちなみに、もう1軒の滑走路ビューホテルは、第2ターミナル(現時点では国内線専用)にある「羽田 エクセルホテル東急」。そのほか、第1ターミナル(国内線専用)に、カプセルホテル「ファーストキャビン羽田ターミナル1」(眺望はナシ)があります。(※2021年7月時点)

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第3ターミナル入口側から見ると、こんな感じ。写真正面が第3ターミナル、向かって左隣がホテルです。ホテルはターミナルビルに直結しています。

ホテルのエントランスへGO!

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ホテルのエントランスは、第3ターミナルの3階=出発階の奥にあります。ひとりっP、オープン当初からこの入り口のことは認識していましたが、この中に足を踏み入れたことはありませんでした。ということに、このとき初めて気づいて、ちょっと気分アゲ。

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入ってすぐは、通路沿いにホテルのレストラン「テイルウィンド」があり、その奥にあるのが、フロントロビーへのエントランスです。よく見るとエントランスの壁にはアンティーク調スーツケースモチーフの装飾が。

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ふと見ると、開きっぱなしの飾りドアの取手はハンドルモチーフでしょうか?

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こちらは、ホテルのフロントロビー。地球儀モチーフがそこここに。エントランス界隈のいろいろな演出が、空港ホテルならではですねー。

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フロントロビーは全面ガラス窓に面していて、窓の向こうは、モノレールと多摩川方向。ちょっと椅子に座ってみたら、「え? なにこれサイコー! 抜け感、気持ちよすぎ! 風水最強じゃない!?」と、えんえんのんびりしたいところだったんですが → 実際は滑走路ビュー部屋に引きこもってしまったので、滞在中にここに座ったのはほんの5分でした。ハハハ。

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チェックインを済ませてエレベーターで客室階へ。ひとりっPの部屋は7階です。エレベーターを降りて目に入ったのが、羽田の荷物用カート。へええ〜〜〜! さすが空港直結ホテル。空港の荷物カートごと部屋まで来ることができるんですね。便利!

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エレベーターホールから廊下に進んでびっくり! 長い!! 横に長い造りのホテルなんですねえ。100m走ができそうな! じつは、どん詰まりはだまし絵的になっていて、実際よりさらにながーーく見えます。という遊びゴコロがナイスですね〜〜。

ダブルルームの悲劇、それは、、、!?

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各種ホテル予約サイトのクチコミに、「いちばん安い部屋は眺望がない」とのコメントがあったので、最安カテゴリーの次の、ダブルルームを予約していたひとりっP。ホテルの公式サイトを見ても、眺望のない部屋は明記されていたけれど、滑走路ビューの部屋はカテゴライズされておらず。「とりあえずダブルルームなら大丈夫かな。いざとなったら滑走路が見える部屋にチェンジしてもらえばいいし」と踏んだんですよ。で、ドアを開けて中へ入るなり窓へ駆け寄り、カーテンを開けて、「がーーーん!!」。

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なんと。窓の外に広がっていたのは、この眺め。フロントロビーからの景色と同じ、多摩川&モノレールサイド!! 空港滑走路とは逆側です。「そ、そんなあ〜〜(がっくり)!」。「ホテルをエンジョイするなら最低2泊」(ひとりっP's 旅の格言より)というモットーに則って、2泊分の予約をしていたひとりっP。「2泊するのに、ずっとモノレールビュー!?? いや、ないない!」。 眺めに開放感はあるけれど、自分の目的は滑走路! と、滑走路ビュー部屋へのチェンジをお願いすべく、フロントに電話です。

 

そうだったのか! 滑走路ビュー部屋の秘密に衝撃!

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結果、驚愕の事実が判明! こちらのホテル、なんと、ダブルルームはすべてモノレールサイド(お天気がよければ富士山が見えますね)になるそうなんです! えええーーーーっ!!?
 
この写真は、モノレールから見たホテルの外観。ダブルルームはすべてこちら側で、ほかに、ツインルーム、シングルルームもあるようです(右端中層階ガラス張り部分がフロントロビー)。

逆に、反対側の滑走路サイドの部屋は、ツインかシングルルームのみ。しかもしかも、滑走路が見えるのは7階以上の部屋のみ! ということがわかり、ががーーーん!!

 
失敗したーーーっ!! 最安カテゴリーを避けたのが裏目に出てるじゃーーん(涙)!
 
じつは、予約前に検索した際、どういう部屋が滑走路ビューになるのか具体的に書いてあるクチコミを見つけられなかったんですよ。 空港ホテルは実用面(空港直結)を重視して宿泊するお客が多いためか、みなさん、眺望は重要じゃないんでしょうか??? いや、たぶんそうなんですね。前述のように公式サイトにも説明がなく、ならばホテルに電話して確認すべきだった! と、自分のツメの甘さを深く反省しつつ、 滑走路ビュー部屋へのチェンジが可能かどうか聞いたところ、シングルルームは満室で、ツインルームなら空きがあると。ただし、ひとりっPが予約していたダブルルームの宿泊代にプラスして1泊¥5000の追加料金が必要。2泊だと¥10000追加です。一瞬迷いましたが、「いや、滑走路が見えてナンボじゃないの!? 東京都民の自分が、明日旅立つわけでもないのに、このホテルにステイする意味は」と、ツインへのチェンジを決断。
 
が、フロントの説明によると、ツインルームの構造は、部屋によって違うとのこと。「ここまで来たら念には念を入れ、チェンジ先の部屋の眺望を確認しなくては」と、移る前に部屋を見せてもらえないかとお願いしたひとりっP。当初は、できないとの返答だったんですが、日本でも海外でも、部屋に滞在客がいる場合を除いて、その部屋が空いているなら下見をNGと言われたことはないぞ、という今までの経験から、「そこをなんとか」と交渉。結果、見せてもらえることに。いやもー、これがほんと、見せてもらって正解でした!

「ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田」の構造について語らせてください!

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そもそも、7階以上のみが滑走路ビューってどーゆーこと??? と疑問が渦巻きまくりのひとりっP。翌々日チェックアウト後に、第3ターミナルを眺められる第1ターミナルからチェックしましたヨ!←しつこい! で、滑走路側からの外観をよーくよく眺めてみて、ナットク!
 
こちらのホテル、構造が単純なようで、滑走路ビューという意味ではちょっと複雑なんですね。この、滑走路側からの写真をご覧ください。たしかに、 滑走路サイドの部屋で、窓が見えているのは上層部分のみ。ロイヤルパークホテルは8階建てで、写真では、上階3フロア=6階の一部〜8階の窓だけが見えています。5階以下は手前の搭乗ゲートビルの下に隠れているので、おそらく眺望は、ゲートビルの壁なのではと推測。そして6階は、壁にこそ面してはいませんが、第3ターミナル搭乗ゲートビルの屋根と高さが同じなので、滑走路ビューを満喫というほどではないと思われます。
 
というわけで、滑走路ビューの部屋は、7&8階のみ、なんですね。 ←これ、ホテルのサイトにも書かれていません(眺望がない部屋については、注意書きがあります)。泊まってみて、根掘り葉掘り聞いてみて、ホテルの外観を確かめてみて、ようやく理解できました。幾多のナゾが解けて、はー、スッキリ!


ひとりっPは、ツインルームにチェックインし直した!

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結局、7階と8階のツインルームを見せてもらったのですが、案内された8階の部屋は、確かに最上階だけに滑走路はよく見えますが、部屋に2つある窓のうちひとつがバスルーム内にある造り! 滑走路ウォッチング的にはいまいちだなーと思ったのと、滑走路の見え方は7階でも十分だと思ったこと、8階はプレミアムフロアで差額がさらに高かったこと、により、7階に決定。いやー、下見させてもらえてよかったです。 

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ダブルルームが広さ18㎡だったのに対して、こちらのデラックスツインルーム(※よくよく聞いたら、ツインのいくつかあるカテゴリーの中のデラックスでした)は、広さ30㎡。さすがにグッと広い! ベッドスペース以外にリビングスペースがあります。そしてそして、窓の向こうには、ついに滑走路〜〜〜!!! アガる〜〜!

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ひとりっPがステイした部屋には、ベッドサイドにも窓がありました。滑走路ビューがダブル〜〜〜!! 

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ただ、右の窓の外には、ご覧のような箱状に建物が突き出ていて、視界を遮られます。112番ゲート以下は見えません〜〜(涙)! 仕方ないけど、残念!

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さらに、部屋のドア内側に貼られていたフロアマップでフロア全体の部屋配置が判明! 地図下側の滑走路サイドは、なんと、大半がシングルルームで、ツインルームはフロアに3部屋(いちばん左の部屋がツインだとして)しかない! んですね〜〜! ツインの中でも上級カテゴリーの広いタイプのみの数部屋が滑走路側で、滑走路ビュー部屋の大半はシングル! 「そうだったのか!!」と驚愕!
 
つまり、“滑走路が見えるツインルーム” は、7&8階の数部屋しかないんですよ! 7階の場合、ステイした部屋の隣のツインルームはさらに窓の外の“突き出し部分”寄りにつき、視界遮られ度が高いと思われます。「こんな少ししかない滑走路ビューのツインルームが空いててよかった〜〜! しっかし、微妙なトラップがあるなあ〜。この見取り図によると、“ビルの突き出し部分”から遠いシングルのほうが、ビューは良いのかもしれない、、、」と、この時点では推測するひとりっP。(が、この考えはちょっと甘かったんです。これについては【後編】にて解説させていただきます!)
  
ちなみに、ロイヤルパークホテルでは、部屋番号奇数はモノレール側、偶数が滑走路側になります。

羽田空港の水のヒミツ

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部屋の備品などなどもチェック。こちら、わかりますか?ホテルの水についての説明シートなんですが、なんと羽田空港の受水槽って、ヒバの木で作られているんですね!! へええ〜〜〜〜! 知らんかった! で、このホテルの水も同じ受水槽からのものだそう。いいですねー!

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ドリップコーヒーもあるのが嬉しい〜! ツインなので2パック。これが、おいしい!んですよ! 酸味があまりなくて、苦味主体ながら、重くない。ひとりっP好みの味! おかげで、滑走路ビューを堪能しつつのコーヒータイムを満喫〜〜! 部屋にはミネラルウォーターのペットボトル(無料)もあります。

ひとりっPは、サイコーの枕に出会った!

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ロイヤルパークホテルでかなり気に入ったのが、枕です! ものっすごい寝心地=フィット感がいいんですよ。 このクラスのホテルなら、1ベッドにつき2個は枕がありそうな気がしますが、こちらではひとつ。なのですが、実際に寝てみて納得! この枕、構造が工夫されていて、使う人の好みに合わせて高さや感触を調整できるんです。なので、枕が複数あるホテルでは全部使って好みの寝心地に調節する派のひとりっPですが、ロイヤルパークホテルではひとつでも複数個分の寝心地! 十分でした!
 
ほか、バスルームは、洗い場のある日本式の広々した浴室。トイレは独立していました。(※バスルームの仕様は部屋のカテゴリーによっていろいろ。ホテルの公式サイトには部屋の見取り図が掲載されているので、チェックできます。これは便利&親切!)
 
ちなみに、館内にコインランドリーはありません。こちらのホテルはビジネスホテルではなく、シティホテルなんですね。なので、コインランドリーではなく、ランドリーサービス式になっています。ひとりっP、日本のビジホの何が素晴らしいって、館内にコインランドリーがあることだと思っています。シティホテルに泊まるときは、そこだけが残念なんですよねえ。ビンボーくさくてすみません。

ひとりっP愛用、滑走路ウォッチング用ギアたち

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ひとしきり室内をチェックしたのち、窓際に観察グッズを置いて、滑走路ウォッチングスタート。
 
ギアは、撮影用のミラーレス一眼(SONYのα6100)、スマホ2台(1台は撮影&通信用、もう1台ではアプリFlightradar24を常時表示させて、発着便をチェック)、双眼鏡、メモ用ノート(発着便のエアライン&目的地or出発地をついついメモる←バカ)。ベッド上のPCでは、羽田空港の公式サイトで発着便スケジュールをチェックです。
 

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コロナ禍で国際線のフライトは激減、一時期は1日4〜5便にまで減っていましたが(ひとりっP調べ)、だんだんと増えてきていて、この日はなんと出発&到着便ともに各20便以上ありました。ウォッチングもかなり忙しい〜〜!
 
ちなみに、部屋直下のゲートは国際線専用ですが、目の前のA滑走路には、もちろん国内線・国際線両方の便が発着します。なので、ほんと離陸&着陸ともに頻繁。減便していてこれってことは、ノーマルだったらどんなんや〜〜!? 羽田空港にはA〜Dまで4本の滑走路があるんですが、時間帯・風向きによって、発着の方角がチェンジします。滞在した部屋からは、正面のA滑走路のほか、左側にはB滑走路も半分くらい見えました。A滑走路をはさんで対岸には国内線専用の第1ターミナルが見えます。
 

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手前に搭乗ゲートビルの屋根があるため、すぐ下のゲート113&114に駐機している機体は尾翼の先端が見えるだけ。近いだけに残念! とはいえ、駐機ゲートを離れて出発していく機体や、逆に着陸後、駐機ゲートに向かってくる機体はよく見えます。しかもしかも! どの機体も国際線! なんですよ!! 自由に海外に行けない今、世界のドアを行き来している貴重な国際線!!! 部屋の左右のふたつの窓を、よりよく機体が見える側に行ったり来たりしながら、もう、「うおおおお〜〜!」といちいちコーフンですよ!←バカ。

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双眼鏡も必携です! 肉眼では遠い離着陸便をガン見。着陸してくる機体を捕捉して、「おーー! 車輪降ろした〜〜!」とか、「おっと! 今、C滑走路から飛び立ったのは、、、ブリティッシュ航空か! ヒースロー行き!! ボン・ボヤージュ〜〜!!」とか。

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そして、着陸機を双眼鏡でのぞくときの最大の楽しみが、コレです! 機体が滑走路に接地する際に立ち上る煙!! ザジュッ、ジューーーッ!!という接地摩擦音が脳内で鳴り響き、「うおおおーーーっ!」といちいちコーフン!!←バカ。

必須アプリはこちらです!

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もうひとつ、空港での飛行機ウォッチングには欠かせない、というか、これがあるとないとじゃ楽しめる度合いが300%違ってくると断言できるアプリが、Flightradar24です。出発&到着便のエアライン、便名、出発&到着地、航路などなどをチェックできます。無料でも利用可能ですが、ひとりっPは機能をフルで使いたいので有料版を使っています。
 
ちなみに、こちら、スカイマーク便がゴーアラウンド(着陸やり直し)したときの表示です。ほかにも、出発したはずのJALのパリ、シャルル・ド・ゴール行きが引き返してきたのがわかったり(JALのサイトを見てみたら、機体に不具合が出た模様でした)、ドラマ(!?)が繰り広げられているのがわかって、飛行機運航のリアルには興味津々! 時間が経つのがアッという間すぎる〜〜!!

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てな感じで、滑走路ウォッチングは、ほんっと、いくら見ていても飽きない!! 羽田空港展望デッキで飛行機ウォッチングするのも、香港空港出発ロビーで発着便ウォッチングするのも、ほんっと大好きなひとりっPですが、ゲート間近からのウォッチングはまた格別! と、今回わかりました!

逐一、Flightradar24をチェックしながら、「おっ! 全日空機が出て行く! ああっ!台北松山空港行きーーーー!!! ボーイング767! の、乗りたい〜〜!乗せてくれ〜〜〜!!!」(この写真に写ってる、滑走路に向けて移動している機体です)とか、「ああっ! JALのLAX(ロサンゼルス国際空港)行き〜〜〜! いいなあ、、、乗りたいなあ、、、」 と、いちいち足摺岬かマッチ売りの少女か状態←バカ。
 
ちなみに、手前に駐機していて尾翼先端だけ見えているのはデルタ航空のA350です。デルタは、コロナ禍以降もずっと、わりとデイリーに羽田〜アトランタ便、デトロイト便、シアトル便などが飛んでいるんですよ。1日の国際便がまじで激減だったときに、着陸してくる数少ない海外エアラインのひとつがデルタ機でした。ときどき羽田空港パトロールに出かけて、展望デッキから飛行機をガン見していたひとりっP、その機体に何度なぐさめられたことか! 「こんなときなのに、飛んできてくれてるー! ありがとう〜〜〜デルタ!!」と、いちいちムネアツになってました←バカ。
 
向こう側に見えているのが、国内線専用の第1ターミナルです。

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ふと見ると、雨上がりの滑走路へするすると出ていく便は、なんとユナイテッド!! 「ぎゃあああ〜〜〜!! ひ、ひ、久しぶりすぎる〜〜〜!!!」と涙が出そうに感動。行き先をチェックしたら、シカゴ! コロナ禍前は成田からのフライトでした。その後、20年3月末に羽田便が就航したのですが、フル運航はほとんどせず→20年10月からは運休となっていたんです。「そうか、羽田便、復活してたんだ」と、思わずジワるひとりっP。しかも、ユナイテッド機自体、ずっと成田便のみ運航だったのもあって、見るのは超久々! もしかして1年以上ぶり!? と、もともとユナイテッドのフリークエントフライヤーなひとりっP、またさらにジワる←バカ。
 
そして、「この感じ、、、なにか覚えがある、、、、なんだっけ、、、???」としばし考えて、気づきました。
 
「そうだ!!香港のインターコンチネンタルホテル! あそこに泊まったときとおんなじ!!!」。
 
そう、以前記事としてアップしましたが、インターコンチネンタル香港(※2021年7月現在、改装のためクローズ中です)のヴィクトリアハーバービュー部屋にステイの際は、ほんとに部屋に引きこもりで、えんえんハーバーを行き交う船をウォッチする体質のひとりっP。羽田のロイヤルパークホテルは、まさに、それと同じ! 「ヴィクトリアハーバーが、ここでは羽田空港滑走路ってことね!」と気づいたからには、できるだけ部屋に引きこもって、飛行機ウォッチングするしかないでしょ! とこの時点で腹をくくり(?)ました。
 
引きこもった結果、わかったこと、びっくりしたこと多数!! それについては【後編】でお話しします!
 
※【後編】につづく

 

ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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