スマートロックで「ひらけゴマ!」 vol.128

さて、前回はスマートホームのアップデートアイテムとして、カーテンの開け閉めや家電のオンオフボタンを操作できる「SwitchBot」シリーズをご紹介しましたが、今回ご紹介するのは、家の鍵をスマート化できるスマートロック「Sesame3」です。

公式サイトから購入できて、6,380円というお手頃価格も魅力的(現在は5/15以降発送分を販売中のようです)。

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取り付けは簡単で、こんな感じでドアの鍵を開けるツマミの形状に合わせてセサミ側の受け部のサイズや高さを調整して、両面テープで貼り付けるだけ。この受け部がとてもよくできていて、日本で普及しているほとんどの鍵で使えるようになっているみたいです(どうしても付けられない場合は、問い合わせれば3Dプリンターでアダプタを作ってくれるみたい)。

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テープは3M社の貼って剥がせるテープのコマンド™ タブのようなので、賃貸でも安心。専用のドライバーも付属しているので、工具がなくても大丈夫です。

大きさも気にならないですし、余計なものがなくシンプルなルックスも好印象。セサミのツマミをひねれば、これまで通り手動で鍵の開け閉めをすることもできます。

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設置ができたら、スマホの専用アプリからガイダンスにしたがって設定をすればOK。すぐにスマホから鍵の開け閉めができるようになります。スマートロックは、これまでも他社製のものをオフィスで使っているのですが、専用アプリを立ち上げて実際に開錠されるまで、けっこう時間がかかるのが気になっていたのですが、このセサミはほぼタイムラグなく瞬時に開錠してくれるのが非常に良い感じ。

詳細設定は全て専用アプリから行います。スマートロックならではの機能としては「オートロック」と「手ぶら開錠」でしょうか。オートロックは、開錠されてから一定の時間が経過したら自動で施錠をしてくれるというもの。施錠するまでの時間はお好みで設定できます。手ぶら施錠はスマホのGPSを活用して、自分が家に近づいたら自動で開錠してくれるというもの。便利ですが、気をつけて使わないと、セキュリティ的にちょっと不安も残ります(なるべく自動解錠される範囲を狭く設定して使いましょう)。

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Siriをはじめとする音声アシスタントを通した声の操作も設定できるようなのですが、もし家の近くから「OK, Google 鍵を開けて〜!」と叫ばれて鍵が開いてしまったりしたら怖いので(笑)、我が家は使っていません。

また、別売りの「WiFiモジュール」を導入すれば、外出先からも鍵の開け閉めができます。「鍵、閉めたっけ?」なんて時に便利かなと思ったのですが、前述したオートロックの機能を使えば、鍵の閉め忘れはなくなるんですよね。何かの時にきっと活躍してくれるだろうということで、とりあえず導入してみました。

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もちろん1台のセサミに複数のユーザーを追加することもできます。ご家庭で使う分には家族以外のユーザーを追加するという機会はほとんどないとは思いますが、例えばシッターさんや介護スタッフさん、個人事務所などで一時的に鍵を渡したい、なんて時にも使える機能かな、と。鍵の開け閉めがあった時は、こんな感じでスマホに通知が届くので、家に人の出入りがあったことを知れるのも安心感があります。

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そもそも我が家はエントランスがオートロックのマンションで、なおかつ部屋の鍵がダブルロックになっていることもあり、これを1台導入したからといって、鍵を全てスマート化できるわけではないのですが、まずは1台導入してみたところ、想像以上に便利。昨今のリモートワークで自宅時間が増え、何かと宅配に頼ることも多く、鍵を閉め忘れていることがよくあったのですが、セサミを導入してそんなこともなくなりました。

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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