シャネルが『約束のネバーランド』の黄金コンビと夢のコラボレーション！描き下ろし作品『miroirs』を発表、展覧会も開催

『約束のネバーランド』の原作者・白井カイウと作画家・出水ぽすかのコンビが、シャネルとの協業で新たなプロジェクトを展開。シャネルというブランドに触発されて生まれた描き下ろしマンガ『miroirs（ミロワール）』を発売するとともに、作者たちとシャネルとの時代を超えた出会いを追体験できる展覧会をシャネル・ネクサス・ホールにて開催する。

「週刊少年ジャンプ」の人気作、『約束のネバーランド』の原作者・白井カイウと作画家・出水ぽすかのコンビが、シャネルの世界にインスパイアされたマンガを発表！ 2021年4月30日（金）にジャンプコミックスより『miroirs（ミロワール）』として発売するとともに、この作品をもとにした展覧会を4月28日（水）〜6月6日（日）に銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて開催する。

「世界を塗り替えるココ」をテーマにしたビジュアル。リトルブラックドレスを着た女性の足元には、油彩の道具を思わせるたくさんのフレグランスのボトルが置かれている。©白井カイウ・出水ぽすか／集英社

『miroirs』は、作者たちがシャネルというブランドに触れ、ガブリエルシャネルの人生やクリエイティビティに共鳴したことで生まれた、オリジナルストーリーに基づいたもの。ガブリエルのユニークな哲学や強い情熱を体現する3人の登場人物のエピソードが、現代の東京を舞台に生き生きと描かれている。

香水瓶と東京を描いたイラスト。シャネルのアイコンであるリトルブラックドレス、クラシックバッグ、ツートンシューズが描かれている。©白井カイウ・出水ぽすか／集英社

フランス語で“鏡”の複数形を意味するタイトルは、パリのカンボン通りにあるシャネルブティックの上に今も存在するガブリエルのアパルトマンにおいて重要な意味を持つ“鏡”に由来。２階のサロンから３階のアパルトマンに上がる螺旋階段の壁は鏡で覆われており、階下でショーが行われる際には、ガブリエルはこの階段に座って、こっそり様子を伺っていたと言われている。また、この階段ではロベール・ドアノー、フランク・ホーバット、セシル・ビートン、ダグラス・カークランドといった著名な写真家たちが撮影を行ったことでも有名。また、アパルトマンの各部屋には、ガブリエルが自ら集めた様々な国や文化の調度品とともにたくさんの鏡が置かれているほか、アパルトマンのドアも鏡で覆われている。

フランス語で“鏡”の複数形を意味するタイトルは、パリのカンボン通りにあるシャネルブティックの上に今も存在するガブリエルのアパルトマンにおいて重要な意味を持つ“鏡”に由来。1階のサロンから2階のアパルトマンに上がる螺旋階段の壁は鏡で覆われており、階下でショーが行われる際にはこの階段に座って、こっそり様子を伺っていたと言われている。また、この階段ではロベール・ドアノー、フランク・ホーバット、セシル・ビートン、ダグラス・カークランドといった著名な写真家たちが撮影を行ったことでも有名。また、アパルトマンの各部屋には、ガブリエルが自ら集めた様々な国や文化の調度品とともにたくさんの鏡が置かれているほか、アパルトマンのドアも鏡で覆われている。 — ロベール・ドアノーが鏡張りの螺旋階段でガブリエルシャネルを撮影した1955年の写真。© Robert Doisneau_GAMMA RAPHO

この作品について、原作者の白井は「ガブリエルシャネルについて調べていく中で、彼女が語ったと言われる『鏡は厳しく私の厳しさを映し出す　それは鏡と私の闘い　私という人間をあらわにする』という言葉を知りました。避けられない“自分”そのものを映し、教えてくれる“鏡”。今回、ガブリエルのさまざまな一面（と私個人が感じ取ったもの）の一部をモチーフにして、各章それぞれの物語を組み立てました。ガブリエルの多面性を何枚もの鏡に見立て、また、ガブリエルのアパルトマンの印象的な鏡の数々をイメージして、タイトルは、『miroirs』にしました」とのコメントを寄せている。

少年とリップスティックをテーマに描いたイラスト。©白井カイウ・出水ぽすか／集英社

一方、同名のタイトルを冠した展覧会は、日本ならではの文化として世界中で認知されている「マンガ／MANGA」を、シャネル・ネクサス・ホール独自の視点で展覧会として構築する新しい試み。マンガの3つの章に合わせて3つの空間を構成し、マンガ作品とともに「シャネル N°5」やリップスティック、リトルブラックドレスといったアイコニックなアイテムや、シャネルにまつわる貴重な資料を複合的に展示。作者たちとシャネルとの時代を超えた出会いを追体験できるような空間が作り出される予定なので、ぜひマンガと展覧会の両方を楽しんでほしい。