カルディコーヒーファームで見つけた、うち飲みワインBEST10【うち飲み向上委員会vol.1】

自宅で過ごす時間が長くなり、外で飲み歩けない代わりに“うち飲み”が増え1年超え。気ままに楽しめる“うち飲み”も悪くないと気付いた、お酒好きなSPUR.JPエディターとライターが、「うち飲み向上委員会」を発足! 遠出ができなくても全国各地からお酒やおつまみを取り寄せられるし、近所のスーパーや食料品店で新たなお気に入りを見つけたときの小さな幸せといったら。最高の“うち飲み”を目指す2人がゲストを招き、それぞれのおすすめ10本分の熱血ワイン&おつまみトークをお届け!(独断と偏見で)勝手に「ベストうち飲み賞」3本もラストに発表しちゃいます!

(右から)エスカパーダ ヴィーニョ・ヴェルデ(750ml)¥●●●●、瀬戸内レモンバル ホタテとマッシュルームの瀬戸内レモンアヒージョ(75g)¥299/カルディコーヒーファーム
(右から)エスカパーダ ヴィーニョ・ヴェルデ〈750㎖〉¥987、オリジナル 瀬戸内レモンバル ホタテとマッシュルームの瀬戸内レモンアヒージョ〈75g〉¥299/カルディ コーヒーファーム

カルディ好きの料理研究家ヤミーさんと夏飲みワインを厳選!

エディターAKIYAMA(以下A)うち飲み向上委員会のローンチを飾るのは、みんな大好きカルディコーヒーファーム(以下カルディ)! カルディの元スタッフで、人気料理研究家のヤミーさんをお迎えし、この夏おすすめのワインを紹介したいと思います。ヤミーさんは元々お酒が強くなかったそうですね?

ヤミーさん(以下Y)カルディで働き始めた時は、試飲をしても紙コップで数センチ飲むだけで、「もうダメです」というような可愛い感じだったんです(笑)。最初は何がおいしいのかわからなかったけど、バローロを飲んだ時に“すごくおいしい!”とワインに開眼しました。

ライターYOKOMIZO(以下Z) では、今回はおつまみと一緒に楽しむ、お手頃ワインをテーマに、それぞれのお気に入りを選んでもらいました。早速チェックしていきましょう〜!

世界中で流行中!「オレンジワイン マサレ」(エディターAリコメンド)

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オレンジワイン マサレ〈750㎖〉¥1,408/カルディコーヒーファーム

Z トレンドのオレンジワインですね! 実は飲んだことがなくて、そもそもオレンジワインって何でしょう?

A 簡単に言うと、白ぶどうを使って赤ワインのように醸造したワインのこと。つまり赤ワインと白ワイン両方の良いとこ取りなワケ! 飲むときは冷やすのがおいしい。

Y このオレンジワインは、クセがないから和食とペアリングしても良さそう!

A 良いことを聞いてしまった。早速家で試してみます。アプリコットのような丸みのある酸味と、ハーブのフレッシュさを感じる辛口ワインは、「カズチー」のようなスモーキーチーズとも相性抜群!

YZ 確かに合う〜!!

Z アロマティックな白ワインが好きなので、オレンジワインにハマりそうです。

ポルトガル生まれの微炭酸「エスカパーダ ヴィーニョ・ヴェルデ」(ヤミーリコメンド)

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エスカパーダ ヴィーニョ・ヴェルデ〈750㎖〉¥987/カルディコーヒーファーム

料理教室で出したときも大評判でした(ヤミー)!

Z ヤミーさんおすすめ、ポルトガルの白ワインはほんのり発泡していますね! 夏のアペロにぴったりだなあ。

Y ポルトガルでは魚料理とワインの組み合わせが一般的。だから、サンマとか塩鮭とか、焼き魚にも合う、超便利ワイン! 甘みも酸味もあって、バランスの良さが魅力なんです。

A 微炭酸でフレッシュだから、水みたいにゴクゴク飲めちゃう〜! これはある意味キ・ケ・ン。

Y 重たいワインは暑い中で飲むと疲れてしまうけど、これは外で飲んだ時もすごく気分が良い。大好きですぐに1本飲み干しちゃう(笑)!

Z たしかに1本いけてしまうくらい、軽快な味わいですね。合わせるおつまみは、「瀬戸内レモンバル ホタテとマッシュルームの瀬戸内レモンアヒージョ」をチョイスされてますね。アヒージョが缶詰で楽しめるだなんて画期的。

Y 酸味のあるおつまみや魚料理と合わせやすいから、カルディのおつまみ缶詰が重宝しますよ!

カルディのド定番ワイン「レッドウッド シャルドネ」(ヤミーリコメンド)

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レッドウッド シャルドネ〈750㎖〉¥698/カルディコーヒーファーム

A レッドウッドはカルディでよく見かけてはいたものの飲んだことがなく、気になっていました!

Y バニラやトロピカルフルーツのニュアンスがあるので、エスニックな料理とも相性抜群。何よりコスパがいいので常備ワインに超おすすめ! 料理酒として使うのもこれです。

Z 味のバランスが良いですね、冷蔵庫で冷やしてあったら飲みながらお料理できて一石二鳥!

Y おつまみには「スータイ ヤムウンセンセット」を使ったら手軽でいいですよ。ワイン自体がしっかりめの味わいなので、チーズと合わせても負けない。ブルサン ガーリック&ハーブ」が特におすすめ!!

Z ちょっとスパイシーな料理にも、チーズとの相性も良さそう!

A ヤミーさんのお気に入りの飲み方も知りたいです〜。

Y 常温だとバニラの薫りが強いので、そこをクセと感じる人も。キンキンに冷やして大きめのグラスで空気を含ませながら飲むと薫りがまわるので、ぜひお試しください!

夏へ誘う、みずみずしい果実味「ファレスコ ウンブリア・ビアンコ」(ライターZリコメンド)

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ファレスコ ウンブリア・ビアンコ〈750㎖〉¥798/カルディコーヒーファーム

Z この白ワインも「レッドウッド シャルドネ」同様、Under1,000円なのですが、クオリティの高さに驚いた1本です。 フレッシュでクリーンな酸味の効いた、すっきりとしたミネラル感が好き。ひと口飲むと、ああ、今年も夏が来た!と感じるはず。

A これおいしい!旨みがあって酸味もしっかり。後味にほろ苦さがあるから、飲んだ後も口の中がスッキリしてる。

Y この価格で飲めるなら、デイリーワインにしても良さそう! この1年、家で仕事する時間が増えて夕方になって陽が落ちてくると、飲みたくなっちゃって。今日の仕事もそろそろおしまいって段階になると、栓を抜いてます(笑)。

A・Z わかる〜!!

Z ほどよい苦みがあるから、白カビのブリーチーズと一緒だと、お互いを引き立てウィンウィンなペアリングなんです。料理していないのがバレる〜!

ベランピングのお供に!「チャオ ビアンコ/ロザート」(エディターAリコメンド)

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(右)チャオ ビアンコ〈200㎖〉¥272(左)チャオ ロザート〈200㎖〉¥272/カルディコーヒーファーム

チャオのサングリアもおいしいですよ〜(エディターA)

Z 缶入りのスパークリングワインですか!? 最近はコンビニでも見かけるけど、これはパッケージも可愛いですね。

A 黒の缶は微発泡の辛口白ワイン、ピンクの缶は微発泡のロゼワイン。ボトルでは量が多い、という時にぴったりのサイズ感がいいんですよね。お手頃な上においしくてお気に入りです!

Y リモート飲み会で、これ飲んでました! 飲み切れていいですよね〜。

A ベランダで飲むときにも便利そう。お花見ができるようになったら、桜を眺めてロゼを飲みたいな〜!

Z どちらもドライな味わいですね。ロゼは香りも華やか。

Y おつまみは、さばの水煮缶詰に「メキシチョイスのサルサソース」を合わせてはいかがでしょう?

A やってみます!

昼飲みがすすむスパークリング「ピエーノ フリッツァンテ」(ライターZリコメンド)

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ピエーノ フリッツァンテ〈750㎖〉¥898/カルディコーヒーファーム

Z 柑橘類のハツラツとした味わい、軽やかな口当たりで、休日の昼飲みにもってこいなスパークリングワイン。クセがなくてスイスイ〜と飲めてしまうけど、アルコール度数はしっかり11%なので調子にのらないようにしています(笑)。

A このライトさは、ワインビギナーの人にも良さそう!

Y カルディに「冷凍レモンスライスが売っているんですけど、それを浮かべてみたいですね。

A 見た目にも爽やかで、素敵です! 氷と違って味も薄まらないのも嬉しいかも。

Y レモンを加えることで後味がさらにスッキリするので、焼肉とかBBQとかにいいと思いますよ。

Z プロシュートの生ハムが好きでよく食べていたんですけど、焼肉と合わせる発想はなかったな〜! 

デイリーピノといえば、「フォレストヴィル ピノ・ノワール」(ヤミーリコメンド)

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フォレストヴィル ピノ・ノワール〈750㎖〉¥836/カルディコーヒーファーム

赤ワイン×パテ!ワインがすすむ組み合わせ♡(ライターZ)

ライトな赤ワインなので、夏に最適。嫌味のない味で、万人ウケするワインです。料理を選ばないので、おつまみからハンバーグやスパゲッティなどの家庭の洋食まで、なんでも合っちゃう。

Z 良い意味でくだけた味わいですね、テーブルワイン的に楽しめる。

Y そうなんです。デイリーに飲めて、料理にも使えて飽きのこない味。

A 渋みがなくフルーティだから、軽く飲みたい人ならサングリアを作ってもおいしそう!

Y おつまみは、「もへじのレバーソーセージ」×「ブリオッシュ・パスキエ ミニトースト・全粒粉入り」がイチオシ! 濃厚ながらもくさみがなくて絶品。赤ワインのおだやかな樽感と抜群な組み合わせです。

Z 赤ワインとパテ♡天国かよ!

トマト系とベストマッチなロゼ「カバ ポエマ ブリュット・ロゼ」(ヤミーリコメンド)

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カバ ポエマ ブリュット・ロゼ〈750㎖〉¥1,342/カルディコーヒーファーム

Y カルディのワインは基本的に食事に合うものが選ばれているから、自分の料理教室でも紹介させてもらうことが多いんです。このロゼはほんのり甘みがあるから、トマト系の料理とも相性が良くって、夏にぴったり!

A フレッシュなベリー系の香りですね。細かくて穏やかなシュワシュワの泡が心地よいです。

Z 辛口だけどエレガント、この味わいでリーズナブル! ピンク色の可愛らしさに忘れかけた乙女心がくすぐられますっ。

 大人気の「ブッラータチーズ」をカルディで見つけては買い、冷凍庫で切らさないようにしているのですが、このカバと合わせて飲みたくなりました!

Y ブッラータチーズにトマトを足して、「オッギュのレモンオイル」と胡椒をかけたら、ひと皿できあがりです。

お酒好きも大満足な辛口「カーサ・ベッラルベロ ランブルスコ・ロッソ・セッコ」(エディターAリコメンド)

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カーサ・ベッラルベロ ランブルスコ・ロッソ・セッコ〈750㎖〉¥987/カルディコーヒーファーム

A  このランブルスコは甘口タイプもあるのですが、辛口が好み。果実味が豊かなので、辛口でも柔らかな味わいなんです。

Z NYでランブルスコを初めて飲んで、あまりのおいしさにレストランのランブルスコを飲み干したことを思い出すなあ。あ! もちろん一人でじゃないですよ!

A やるねえ(笑)。微発泡で飲みやすいからね、気持ちはわからないでもない。

Y 料理教室でもこのランブルスコをおすすめしたことが。ドルチェみたいな味わいのランブルスコもあるけれど、これは甘すぎず料理に合わせやすいのが良いところ。チップスやドライフィグとかとも合いそう!

A 「ピッツァ マルゲリータ」にランブルスコでランチ飲みしたら、日々のモヤモヤは大概吹っ飛びます!

中華と合わせたい! まろやかな赤「ファレスコ ウンブリア・メルロー」(ライターZリコメンド)

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ファレスコ ウンブリア・メルロー〈750㎖〉¥798/カルディコーヒーファーム

夏飲みワインにぴったりだね(ヤミー)

Z ファレスコが気に入っていまして、白ワインの他にメルローもおすすめさせてください。どちらも決して派手な味ではないんですけど、ジワジワとくる堅実なおいしさで裏切りません!

Y タンニンのやわらかい、まろやかな赤だから夏に飲むにはいいですね。

A ちょっとスパイシーでお肉ともマッチしそう!

Z ナチュラルな渋みで味に奥行きがありますよね。焼き餃子に合わせるのも好きです。

Y だったら缶詰の「上海風スペアリブ」が絶対好きだと思いますよ! スペアリブを黒酢と紹興酒のタレで煮込んでいて、温めてご飯の上にのせたらそれだけでご馳走です。

A 意外なペアリングで新鮮。でも想像しただけで、すでに口の中がおいしい! 赤ワインはお肉など脂っぽさのある料理の味わいをぐっと格上げしてくれますもんね。



〜今回の「ベストうち飲み賞」を発表〜
A 今日は10種のワインを飲みまして、どれもおいしく、難しいジャッジだとは思いますが……! 今回の「べストうち飲み賞」を決めたいと思います。

Z スパークリングは、ヤミーさんおすすめの「カバ ポエマ ブリュット・ロゼ」が頭ひとつリードしていた印象。デイリーに飲めるプライスでありながら、ゲストを招いたときにもうってつけ。これで乾杯したら盛り上がります!

Y カバ ポエマは白の泡もおいしいので、ぜひこちらも!

A 白ワインは夏の暑さを吹き飛ばしてくれる、「エスカパーダ ヴィーニョ・ヴェルデ」を推させてください! 夏バテで食欲が落ちても、キンキンに冷やして飲んだらスカッと元気が出そう。

Z 栄養ドリンクではないですから(笑)。ごはんも食べてくださいねっ。

Y 赤ワインは、最後に飲んだ「ファレスコ ウンブリア・メルロー」がお値段以上の味わいでした。合わせるおつまみや料理を選ばない、オールマイティさも◎。

A 改めてカルディは本当にうち飲みのワンダーランドでしたね!!

Z しばらく旅行に行けていないけど、束の間、心は海外へと旅立ちました(笑)。

Y ワイン好きなら日常に飲むワインをコスパよく見つけられるし、ビギナーの入門には手軽にお試しできて、間口の広さが素晴らしい!

ワインの豊富さはもちろんのこと、おつまみもスナックから夕飯のひと皿としても成立するような商品まで揃っていて、懐が深すぎる(嬉し涙)。

Z 深海のごとく、きっとまだまだ未知の発見がありますよ!


カルディコーヒーファーム
https://www.kaldi.co.jp/
※商品の取り扱いは店舗により異なります。

うち飲み向上委員会メンバー

ヤミー
料理研究家としてTV や雑誌、企業のレシピ開発などで活躍の他、ベストセラーとなった著書多数。レシピを考える時、つい合わせるお酒を真剣に考えるほど、お酒も大好き!今年の春からyoutubeチャンネルもスタート。
「ヤミーさんのゆるふわキッチン」https://www.youtube.com/channel/UC8VsBFVfXdBZhsYvjKqcpFA
ライターYOKOMIZO
おいしいお酒とごはんのためなら、高い海外輸送費も厭わず即ポチ。苦手な家事は休日に大好物の泡を飲みながらやっつけます。最近は海外の料理番組を見て、妄想トラベル。
エディターAKIYAMA
お酒はもっぱら外でハシゴ酒だったのが、ここ1年でうち飲みの魅力に開眼! おいしいお酒を飲みながら、ほろ酔い気分で愛猫と遊ぶのが至福の時間。

photography:Natsumi Nakayama illustration:Abbott Okutani text:Momoko Yokomizo

FEATURE
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