一生、小花柄宣言

見るだけでうれしくなる服があります。ショールームで並んでいた瞬間目に飛び込んできて、脊髄反射で手に取ってしまっているような。このビスチェはそういうアイテムでした。日本人デザイナー、山縣さんによるブランド、リトゥンアフターワーズのものです。
まぁるい花のリースが配されたミントグリーンのジャカード生地。背面にはパープルのリボンが結ばれています。Tシャツやブラウスに「プラスワン」してひねりを加える変化球アイテム。着こなしが単調になってくるこれからの季節に大活躍する予感です。

昔から小花柄に弱いんです。トレンドが移り変わるたび、自分の好みもメンズライク寄りになったり、ストリート寄りになったりと、ちょっとずつ変わっていくもの。でも幼い頃から脊髄反射で手に取ってしまう服は、いつだって小花柄でした。そういう方、多いのではないでしょうか。永遠に乙女心を呼び覚ましてくれる小花柄を、70になっても80になっても着続けて、めちゃくちゃ似合うおばあちゃんでいたいです。

発売中のSPUR6月号の「SMALL GOOD FLOWERS」でも、小花柄のモダンな着こなしを提案しているのでぜひご覧ください。

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エディターITAGAKI

ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。

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