羽のように軽い!? 自分史上最軽量の春ブーツ

ミラノ出張中にGUCCIのお店に行ったときのこと。靴売り場で、ミラノのきれいなお姉さんがこのブーツの試着をしていたのです。おそらくファッション関係のお仕事をされていると思われる、このきれいなお姉さんの着こなしも素敵だったのことも手伝って「あ、そのブーツいいですね!」と思わず心の中で激しく同意してしまいました。薄いレザーの、その端正な見た目に心を奪われたのです。自分も試着したかったのですが、さすがにすぐ隣で同じもの…は気まずかったので、店内の他の物を物色しながら時間を置き、靴売り場がすいているのを狙ってトライ。 履いてみた瞬間、驚いたのはその軽さ。全く脚に負担がないんです。そしてレザーの柔らかさにも感動。「お、おおおっ……」と感嘆の声をあげながら私が店内をぐるぐる歩いている姿を見て、担当してくれたショップのスタッフも”Not Soft, Very Very Soft!!“(『ただ柔らかいじゃないの。超絶柔らかいのよっ!』と私の脳では変換されました) と笑顔でぎゅっとウィンクしながら熱くプッシュしてくれました。しかも特筆すべきはそのフォルム。履き心地はエフォートレスなのに、すっと引き締まった緊張感ある足元を演出してくれるブーツって稀有です。カジュアルに見えない、しかもローヒールのアンクルブーツって探すとなかなかないんです。

これは本当に買って正解でした。地下鉄の階段もタタタタターンッと小気味よく昇り降りできますし、混雑した電車の中でも涼しい顔をして立っていられます。そう、まるで羽が生えたような履き心地なのです。幸か不幸か、もう他のブーツは履けない足になってしまいました。

 

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エディターASADA

主に美容担当。山登りなど自然に触れることが好き。最近は健康とかインナービューティとかいう言葉にめっぽう弱くなりました。

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