一度入ったら抜け出せなくなるbanryokuの世界

日々生活をしていると、気分転換やストレス発散をしたくなることありますよね。その解消法は、スポーツをしたり、美味しいものを食べたり、人それぞれだと思いますが、私は非日常に触れること。旅行はもちろん、小説や映画を見たり、美術館を訪れたりすると気持ちがすっきりします。そして先日、アーティスト・banryokuさんの1st book出版記念展にお邪魔したのですが、それがもう圧倒的世界観で、帰る頃には心洗われるようだったのです。

banryokuさんは、「世の中にもっと答えのないものやわかりにくいもの、判断できないものがあってもいい」という想いを胸に精力的に活動するアーティスト。その作品は、可愛いのだけれど、可愛いだけでは終わらない。シュールさや毒っ気がひと匙添えられた、見る人の心を掴んで離さない不思議な魅力を持っています。私が100語るより、実際の作品をぜひとも見ていただきたいので、早速いくつか写真でご紹介。

この、言葉では言い表せない世界観……! 日々ついつい明確な意味を求めてしまったり、損得を考えてしまったりしがちですが、そういうものとは一線を画しています。“何というわけではない”ことの自由さと素晴らしさを提示してくれているようで、心のちょっとしたつかえが取れたような気さえしました。

▲「The worth of worthless things」¥2,800(税抜)
▲「The worth of worthless things」¥2,800(税抜)

この展示会は22(火)まで富ヶ谷にあるhomspun showroomにて開催中。もちろんどなたでも入場可能なので、皆さまも感性をグリグリ刺激されに行ってはいかがでしょうか!(展示されている作品は購入も可能です。)そして2017年に行われた個展の様子を写真家・森本菜穂子さんが撮り下ろした1st bookThe worth of worthless things」は、順次全国書店やインターネットで購入可能になるとのこと。詳しくは、banryokuさんのHPをご覧ください。

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エディターUENO

好きな服はワイドパンツとタイトスカート。インドア派なのに趣味は海外旅行。タイ料理とお寿司に目がありません。なぜか両極端なものに惹かれる毎日です。

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