「新しい生活様式」に捧げる、ディオールのブラウンアイパレット

マスク生活も長くなり、メイクアップは俄然目もとを重視するようになりました。また、以前は前髪をつくっていたのですが、マスクをつけるとあまりにも顔の見える分量が少ないなと思って額を出すようになったので、よりアイメイクが大事だなと思う日々です。もちろん華やかな色やアイライナーで遊ぶのもいいですが、シックな色味で印象を強めるのもいい。何かいいアイテムはないかな、と探していたときに出合ったのが、パルファン・クリスチャン・ディオールのサンク クルール クチュールの689 ミッツァでした。

ディオールの定番とも言えるアイパレット「サンク クルール」が今年の夏にリニューアルしたのですが、その中でも激推ししたいのがこの「689 ミッツァ」。今回のリニューアルにあたって、ディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターのピーター・フィリップスは、オートクチュールドレスから着想を得て色をクリエイトしました。そのため、ひと口にブラウンパレットと言っても、今までのデイリーユースできるものとは、ひと味もふた味も違います。まずは、その質感。右下のマットから、中央と左下のサテン、右上と左上のパーリーまで3種のテクスチャーが揃います。そして、やや赤みのあるブラウンからゴールド、少しオレンジを帯びたベージュまで、肌なじみもよく華やかな色もポイントです。何よりも、この689はムッシュ ディオールにとっての永遠のミューズだったミッツァ・ブリカールにオマージュを捧げたパレット。ミッツァが誰よりもエレガントに着こなしていたというレオパード柄のドレスからインスパイアされたものなんです。このストーリーを知ったとき、「だからこのパレットを使うと、時に大胆で、時に上品なメイクアップができるんだ」と得心がいきました。常に見る人を刺激するような、変幻自在な魅力を持ったミッツァのように、使い方によってメイクアップの可能性をどんどん広げてくれます。

ちなみに機能面もパーフェクト。アロエベラとパインオイルというスキンケア成分を新配合することで、ピタリとまぶたに密着し、長時間鮮やかな発色を叶えてくれます。そして、より薄く、よりモダンに生まれ変わったパッケージも素敵!

4月、5月の自粛期間を経て、たくさんのものよりも、本当によいものを見極めたい、そんな気持ちが強くなっています。そんな私たちに寄り添ってくれるディオールのアイパレットをぜひ手に取ってみてください。

with マスクのメイクアップのポイントは?>>

エディターMORITAプロフィール画像
エディターMORITA

物心がついた時からパンツ派。今、一番興味があるのは、どうやったら居心地のよい部屋で暮らせるのか。美容、アート担当です。