「穴なし派」に教えたい、辛口ハートイヤリング

スプラッタ映画はもちろん、ドラマの手術シーンでさえ全くダメ。紙で指先をスパッと切る自分を想像してムズムズしながら書類を数えたり、封筒を開ける。そう、私は「痛」や「切」がとにかく苦手。だから当然、耳も「穴なし派」。シジューの今まで、ピアスを開けようだなんて頭をかすめたこともありません。とはいえ、昔はかわいいイヤリングなんて超希少! どこのブランドもピアスしか作っていないので、ヴィンテージショップでまさに宝探し状態で捜索したものです。でも今はイヤカフが空前の大ブーム、穴なし派にうれしい時代がやってきました。でも、イヤカフの装着に手こずる超不器用人間としては、やっぱりイヤリングの手軽さは代えがたい。…というわけで先日手に入れたのが、こちらのHARPOのもの。

HARPOは、言わずと知れたインディアンジュエリーの老舗ブランド。ナバホパールのネックレスやターコイズリングは持っていますが、実はイヤリングは初めて。というのも、ロンハーマン等お店で見かけるのはピアスばかりで、ショーケースを見て「おっ」とときめいては、その0.5秒後にはポストとキャッチを確認→無表情でその場を去る、という一連の流れがお約束だったからです。だからこの子の後ろのクリップを見つけた時の喜びときたら! チャーミングなハート型ではありますが、インディアンジュエリーならではのクラフト感で決して甘くなりすぎません。ガツンと大きい(約4センチ。ちなみに一回り小さいサイズもあります)のも、モード感を後押し。それでいて見た目よりずっと軽量なので、イヤリング派の課題である「痛くなりにくい」もクリア。そしてお値段は約25000円。「穴なし派」の仲間に、ぜひおすすめしたい逸品です。

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エディターKOMATSU

「糖分摂るなら菓子より酒で」がモットーの真正左党。
ノーストレスなリラクシングワンピースと多幸感しかないタカラヅカ鑑賞も大好物です。

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