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POLO RALPH LAUREN

四十住さくら、
世界へ跳ぶ

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ひとたびボードに乗れば、重力を感じさせず自由に舞う。スケートボード選手である四十住さくらは多彩なトリックを操り、鮮やかにパークを駆け抜ける。ポロ ラルフ ローレンをまとい春一番の風を連れてきた!

STYLE

四十住さくらがまとう、ポロ ラルフ ローレンの最新ルックをお届け。

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INTERVIEW

“新しい技ができるようになってもまだ「次」がある。
終わりのない挑戦がスケートボードの魅力”

 和歌山県を拠点とするスケートボード選手、四十住さくらさん。もしもオリンピックが開催されるならば、金メダル射程圏内と噂されるアスリートのうちのひとりだ。スケートボードは東京五輪で初めて採用され、注目度も急上昇中。今や世界ランキング2位の四十住さんだが、スケートボードとの出合いは意外と遅かったという。

「兄と一緒に遊びたかったから、というのがきっかけでした。兄はほかにサーフィンなどもしていましたが、私はひとつのことにハマるタイプ。夢中になっている私を見て、兄が大阪のスケートパークに連れていってくれたんです。それが小学6年生の夏。怖さより楽しさが勝ってどんどんのめり込み、もっと跳びたいと思いました」

 小学校時代に縄跳びの二重跳びの全国ランキングで1位をとるなど、運動神経は抜群だが決して運動が好きなタイプではなかったという。本格的なアスリートを目指すことになったエピソードは彼女の意志の強さを証明している。

「中学1年生のある日、両親から『このメニューを毎日こなすくらい本気でやるなら応援する』と言われて、『日本一になりたい』と伝えたんです」

 手渡されたプリントには、ジャンプでペットボトルを跳び越えるといった基礎練習がびっしり書かれていた。

「母はどうせ途中で諦めるだろうと思っていたようです。でもレッスンが終わってメニューをこなして、できない技があると夜中の2時ぐらいまで公園で続けていた私を見て、途中で帰ろうとも言えなくて困ったみたい」

 三重や大阪、神戸などの練習場に通い、持ち前の集中力と練習量で実力をつけていく四十住さん。しかし、東京五輪目前で新型コロナ感染症拡大防止のため、海外遠征や練習も制限される。

「最後の国際試合は2019年11月ですね。練習をする神戸のパークも閉鎖されていたので、和歌山にプライベートパークをつくれないかと考えました。地元の酒造会社・吉村秀雄商店がもともと精米所として使っていた倉庫を無償で提供してくれることになって。2020年にSAKURA PARKが完成しました。自宅から10分とかからないので昼からパークで練習して、一度休憩。また夕方から夜まで滑る生活。練習時間も増えたので新しい技をつくったり、前向きに過ごしました」

 今、一番したいことを尋ねると、海外の試合に参加することだと即答。

「スケートボードの試合は“ストリート”と“パーク”の2種。私はパーク種目を選んでいるのですが、どの大会もコースの形状が違うんです。コロナが収束したら、うまい人がたくさんいる海外で滑りたい。試合は、普段練習してきたことをどれだけ発揮できるかを体感する場所です。緊張も全然しないし、『ライバルに勝つ』なんてこともあまり考えない。どの国でもそうなんですが、試合会場では勝っても負けても選手みんながよくしてくれます。そういうカルチャーなんだと思います」

 2020年1月にはポロ ラルフ ローレンのスペシャルサポーターに就任。

「選んでいただいたことが本当にうれしくて。着て滑るときは気をつけています。提供いただいた服は、これは撮影用、これは練習で着る用と意識して(笑)。今回の撮影では虹色のスウェットのセットアップが好きでした。普段はTシャツばかりなので、いつかキラキラのドレスを着てみたい。海外の試合でもスケボーの祝賀パーティってみんな普段着なんですけどね」

 東京五輪に出場できたら、「金メダルをとって表彰台からの景色を見てみたい」という四十住さん。そのときには満開の笑みを咲かせてほしい!

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Sakura Yosozumi
よそずみ さくら●2002年和歌山県生まれ。プロスケートボーダー。小学6年生でスケートボードを始める。2018年には日本選手権と世界選手権で優勝を果たす。東京五輪から新たな種目としてスケートボードが採用され、五輪強化指定選手として選ばれる。