トーマス・マイヤーが挑戦する新時代のラグジュアリー

ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクター、トーマス・マイヤーが新たな試みに挑んだ。就任17年目にして、ニューヨークを舞台に繰り広げられた現代のラグジュアリーへの問いかけとその答え


トーマス・マイヤー1957年ドイツ生まれ。建築家の父を持ち、幼少期は独自の教育思想を実践するシュタイナー学校で学ぶ。パリでファッションを学んだあと、いくつかのブランドを経て、2001年にボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクターに就任 PHOTOGRAPH BY COLLIER SCHORR

 2018年、ボッテガ・ヴェネタは新たな試みを始めた。ニューヨークに世界最大規模となる店舗<ニューヨーク・メゾン>をオープンし、これを記念してウィメンズ&メンズの合同ショーを同地で開催。そして同じタイミングで発表された2018年春夏コレクションの広告では、デジタル時代ならではの映像を主軸とした新しい形態のキャンペーンを打ち出したのだ。(ボッテガ・ヴェネタ ニューヨーク・メゾンを、もっと見る)

ニューヨーク・コレクションに初参加し、発表されたボッテガ・ヴェネタ2018年秋冬コレクション。トーマスがアトリエを構えるNYの建築や人々の過ごし方をテーマとし、リラックスしたパジャマスタイルやカジュアルウェア、高度な職人技によって作られたドレスが登場

PHOTOGRAPHS: COURTESY OF BOTTEGA VENETA

ショー会場には<ニューヨーク・メゾン>の「アパートメント」を彷彿させる巨大なリビングが登場した。イタリアのヴィンテージと、ブランドのホームコレクションの家具が置かれている PHOTOGRAPH BY ADRIAN GAUT

SOURCE:「Of One's Own」By T JAPAN New York Times Style Magazine 

ボッテガ・ヴェネタ ニューヨーク・メゾン
740 Madison Ave, New York
www.bottegaveneta.com

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The New York Times Style Magazine: Japan

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