「おかしい」と感じるものが表面化しやすく、弱者が強くなる流れもあります。実際、インターネットによって弱きもの声が届きやすくなり、強きものが窮地に陥る場面が上半期にもたくさんありました。この「古き正義」と「新しき正義」の戦いは、まだ始まったばかり。その勢いは来年まで続き、価値観を一変させていきそうです。風の時代が本格化する2026年からは、ある意味「個人主義」の時代がやってきます。大きな権力や会社に搾取されていた人たちは解放され、それぞれの道を究めていくでしょう。ただ、主体性がなく、何かに所属することで安寧を得ていた人達は足場が揺らぎ、困惑することになりそうです。

今後求められていくのは、才能と柔軟性。その時々でベストな生き方や仕事を選び、どうなっても前向きに生きていける心を育てておく必要があるでしょう。そうでなくては、大きな破壊と再生の前に、立ち直れなくなってしまうかもしれません。2024年下半期の内に、何があっても乗り切れる自分を育てておきましょう。今後起こる変化をよいものにしていけるように。今ならば、どんなにマイナスでもプラスに持っていける余地があります。今年何もしないのはもったいないことです！ 不満があるなら、自分を改革するのが大切。この半年は大きなチャンスの期間でもあるのです。力を振り絞れば、世界が180度変わるような大きな進化を遂げられるでしょう。その分忍耐も必要ですが、返ってくるものは大きいはず。2024年後半からは個人が試される流れに入っていきますから、周りに流されずに進んでください。もし人の協力が必要なら、自分から声を上げることが重要です。とにかくひとつでも多くトライして、活動を広げていって。

下半期の流れとしては、9～10月に波乱が起こりそうです。よくも悪くもエネルギーが凝縮され、より二極化していく暗示が。7～8月に思いきって力を出して、足掛かりを作っておくとよいでしょう。9月になるとその結果が出始め、10月に何がしかの答えを受け取れるはず。11月は潮目の時。次の流れが合流し、破壊と再生に向けて舵が大きく切られていきそうです。再生に続く道に入れるよう、フットワークを軽くしてスタンバイしておくとよいでしょう。

＜2024年下半期を上手に過ごすために大事なこと＞
・「何が嫌か」を考えてみる
・限界を決めない
・明確な目標を作る
・やってみたいことにトライする
・向上心を持つ


この下半期の内に、自分が嫌なものを見極めましょう。人間関係、仕事、コンプレックスなど、マイナスに感じるものを洗い出し、諦めるのではなく、手を尽くしてプラスに変える努力をしてみるのが大切。限界を決めずにやれるだけやってみると、変化する可能性大。周りから助けてもらえたり、いい制度が見つかったり、素晴らしい縁がつながったりと、思いもよらなかったラッキーにも恵まれそうです。すでに満足いく場所にいて、自分に自信を持てているなら、さらなるステージアップを目指せるチャンスがあるでしょう。2024年後半は、現実的に動くとチャンスが来やすい時。目標を作ってやりたいことをやれば、それをかなえられる可能性が非常に高い期間です。