蠍座(10/24~11/21生まれ)

蠍座さんの過去2年間の裏テーマは「過去を赦す」でした。過去を赦すとは、破り捨てたい過去の自分を赦すことであり、過去に関わっていたすべての人たちを赦すということ。蠍座は過去の出来事を根に持つ傾向があり、最適なタイミングで「3倍返し」するのも得意です。しかし『風の時代』はネガティブな記憶や感情を抱きしめていると、自らの毒によって自分が傷み、Happyな上昇気流に乗れなくなってしまいます。ですから、このタイミングで自分のクセや在り方を見直す必要があったのです。

人間は長い輪廻の中で、何度も加害者役と被害者役を交代しながら、やったりやられたりの悲劇を繰り返してきました。しかし、その不毛さに気づいてすべてを赦し、魂レベルでリセットをかけられるのが今。2022年8月下旬以降は「対人関係における不毛なパターンのあぶり出し」がピークを迎え、過去の痛みが復活したり、感情がアップダウンする出来事が多かったかもしれませんが、この流れは土星が魚座に拠点を移す2023年3月7日にほぼ終了。火星が蟹座に進む3月下旬に完全に火が消えます。

そこで大きく流れが変わり、『風の時代』らしい軽やかで喜びに満ちた時間がスタート。2022年、蠍座さんは「もっとワクワクしながら生きたい」「表現したい」「自分の感性を形にしたい」などと思いはじめ、実際に行動に移した人も多いでしょう。それはまた、おぼろ豆腐のように形になっていないですよね? でも、大丈夫。2023年3月に流れが変わると、いよいよ「それ」を形にしていく段階に入ります。腰を据えて取り組む根気強さが生まれ、追い風も吹いてきますから、その流れに乗っていきましょう。そして、5月に木星が牡牛座に移動すると、あなたはより広い世界に「デビュー」します。ありがたいチャンスや魂が喜ぶ出会いに恵まれていきますよ。ブラボー!

そして、これからあなたがやろうとしていることは、世界を広いキャンバスに見立てて、そこに「楽園の絵」を描いていくような――自分が生きることで周囲も楽園に変えてしまうような――地道に見えてとても大きなことかもしれませんね。

手放すこと

もう、お伝えしましたよね?言い方を変えると、人がどう感じるかはその人の自由で、あなたの管轄外です。
人の感じ方や反応を変えようとしたり、文句を言うより、自分のご機嫌をとりましょう。

蠍座の月運
(毎月1日と15日に更新!)