進化し続ける! アジアの食卓とともに空想料理旅

「最近、また東京でアジア料理のレストランが増えてきたよね」とあるフードライターさんの言葉をきっかけに会議で話題になったのがSPUR12月号 企画「新世界のアジアンフード」です。リサーチをすると、確かに……!新しいアジア料理が楽しめるお店が増えている。かねてよりオシャレな若者が集まっている、と噂される代々木エリアを中心に東京の様々なエリアにありました。これまでのトラディショナルなアジア料理ではなく、独自の解釈を加えた料理を提供したり、空間や提供する時の食器類などそこかしこにこだわりがつまっている新店が沢山ありました。なかでも目立ったのが「中国料理店」のバリエーションの多さです。「中国料理」と聞くと、コース数万円の特別な時に楽しみたいお店か、町の暮らしになじんだほっこり滋味深い中国料理店のどちらかを想像しがち。しかし、この特集内で紹介したレストランはその2種類の中間にあたる”日常に優しく寄り添ってくれる(友人と少人数でサクッと行ける)お店”ばかり。パンデミック後、なかなか旅に行けない時期が続きますが、現地の風を感じつつも、日本という土地に合わせてアレンジされた新しいアジアの食卓を堪能してほしいです。

永福町の「中華可菜飯店」にて。2~3名でも円卓の利用が可能。
永福町の「中華可菜飯店」にて。2~3名でも円卓の利用が可能。
代々木八幡駅前にオープンした宝味八萬にて。
代々木八幡駅前にオープンした宝味八萬にて。
エディターHORIEプロフィール画像
エディターHORIE

ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。

記事一覧を見る

FEATURE