この色に、力をもらう わたしのEmpowerment Lip

彼女たちには訴えたいメッセージがある。
突き動かすのは強い信念と、少しの自信を与えてくれるプロダクト。
一本のリップが前へと進む力を後押しする、4人のストーリー

her choice

食品グレードの成分でつくられ、ココナツオイルなどを配合。

rms beauty リップチーク モデスト ¥4,800/アルファネット

環境にも自分にもやさしいオーガニックリップ

モデル・環境アクティビスト

小野りりあんさん

「行動を起こしたい人の活動拠点であれたらいいなという思いがあって。それでアクティビストハウス"The roots"を6月に立ち上げました」と小野さん。環境活動家として、彼女が主に向き合っているのは気候変動について。温暖化を防ぐためにグリーンな電力会社に切り替えるなどのアクションが普及してきているが理想にはほど遠いのが現実だという。6月12日には環境省からも気候危機宣言が出されたが、具体的にどんな状況なのか。「この10年でCO2の排出量を半分にして、30年後には世界中がCO2排出をゼロの状態にしない限り、取り返しがつかないくらい自然環境が大きく変わってしまうことはデータでも証明されています。私は自分ができることをして後悔のないように生きたい。今、日々を生き生きと生きることと、未来もそうあれるように今行動する。興味はあるけれど何をしたら……という人は、まず温暖化の問題に取り組んでいる人のSNSをフォローしはじめるだけでもいい。知ることが大きな力につながります」。そんな彼女が、愛用しているリップは、環境や動物に配慮してつくられたrms beauty。「ブランドの姿勢に共感できるものを使いたい。唇にやさしく、ナチュラルな発色感も気に入っています」

おの りりあん●1989年生まれ。北海道で育ち、母親の影響もあり幼い頃から環境問題に興味をもつ。
Instagram: @_lillianono_   https://www.activistshouse.com

her choice

軽やかなジェルオイルの質感が特徴。

オイルインフューズド リップティント 1147 ¥3,500〈限定品〉/NARS JAPAN

きらめくゴールドブラウンでシックに

アーティスト

なみちえさん

  ラッパー、シンガー、着ぐるみ作家、ライター、ユーチューバーなど多くの肩書きを担い、それぞれに実績をもつなみちえさん。活動をスタートしたのは中学2年生のとき。着ぐるみを作ることに夢中に。「単純に可愛いなと思ったのがきっかけ。今思うと、隠したいけれど目立ちたい、当時からそんなパラドックスがあったのかもしれません。今もあれこれ活動していて多重人格的に思われるかもしれませんが、常に新しい発見をし続けたいんです」。さまざまな活動の中で伝えたいことは一貫している。「みんな同じ人間だけど、みんな違う。ある意味パラドックス的だけど、確実にそう。みんな違うということが同じ状況ですよね。それぞれ形は違えど愛や幸せ、健康をみんな求めている。そういう認識がない人がいるから人種差別だってなくならない。でも世界すべてを愛そうなんていうのは無理な話。身近な人を認めて愛していくっていうことをみんながやれば、それでもう地球は愛にあふれると思いません?」。表現者としてビジュアルも大事だと話す。「でも人の見た目をあれこれ言うのは好きじゃなくて、ある程度の清潔感があればそれでいい。メイクアップでいうと個人的にはきらめきのあるグロスが好き。主張が強めの自分の顔にも合っていると思う」

なみちえ●1997年生まれ。今年3月に、東京藝術大学先端芸術表現科を首席で卒業。アルバム『毎日来日』が発売中。
Twitter: @namichi7373 Instagram: @namichie73

her choice

濃密に色づき、光沢を残した質感。

タトワージュ クチュール ベルベットクリーム 204 ¥4,300〈8月7日発売・公式オンラインブティック先行発売中〉/イヴ・サンローラン・ボーテ

品格を際立たせるピンクベージュ

arca CEO・クリエイティブディレクター

辻 愛沙子さん

  会社のトップに立つだけでなく、クリエイティブ・ディレクターとして広告を通し社会課題を解決する24歳。自身が手がけるプラットフォームLadyknowsでは、企業とともにイベントのディレクションも行なっている。昨年手がけた¥500で健康診断が受けられるプロジェクト『ワンコイン・レディースドック』がそのひとつ。「きっかけは、20代〜30代女性の健康診断の未受診率の高さを知ったことでした。この世代であれば、美容院やネイルサロンにはお金をかけてでも行きますよね。一方で、人間ドックにはハードルが。その背景には、非正規雇用や賃金格差などの問題もあるのに加え、面倒なタスクとしての認識がある。であれば、手頃に受けられる仕組みを作り、タスクをエンタメ化することをひらめいたんです」
 そうした活動の傍ら、日本テレビ系の報道番組、news zeroの水曜レギュラーとして表舞台でも積極的に発言している。「仕事全体を通して目指したいのは、不均衡のない社会をつくること。きれい事ではなく、もっと学びたいし、いろんなことに関わっていきたいという気持ちが強くあります」。既成概念を取り払う彼女のモットーは、"品とパンク"。その前者を担うツールとして、今回、ピンクベージュのルージュを選んだ。

つじ あさこ●1995年生まれ。慶應大学入学後、異例の学生入社でキャリアを開始。日本テレビ系「news zero」に水曜パートナーとしても出演中。

her choice

染まったように色づき、キープ力も抜群。

ルージュ アリュール インク フュージョン 834 ¥4,200〈8月14日限定発売〉/シャネル

凛然とした顔へと仕立てるマットなブラウン

ミュージシャン

塩塚モエカさん

 バンド「羊文学」でギターボーカルを務め、作詞・作曲も担当する塩塚さんは、幼少期にSPEEDを見て歌手に憧れ、大学時代にデビュー。映画のサウンドトラック用に楽曲を提供したり、ソロ活動も行なっている。「日常生活で感じたことなどを書き留めて曲を作るのですが、それで救われたことがたくさんあって。聞いてくださる方にもそういう瞬間があればいいなと思っています。その上で私が意識しているのは、音楽にしか興味がないのではなくて、ちゃんと地に足をつけて社会のことを知っている人でありたいということ。そうでないと心に響くメッセージが伝えられない。そして、頑張っている人に対して頑張りすぎなくても大丈夫だよという気持ちを届けたいんです。夢や目的があってそのために努力することはもちろん大切。でも、自分を見失うくらい追い込んでしまうのとはまた別だから」
 洋服が大好きで、その日ごとに自分はどんな世界を見たいかということを基準にファッションを選ぶ。「メイクアップはコーディネートに合わせたいので、最後に。凛と背すじを伸ばしたいときにつけるのが、ブラウンのマットリップです。メイクアップがあまり得意ではない私にも簡単だし、顔の印象がガラリと変わる。気持ちまで引き締まります」

しおつか もえか●1996年生まれ。透明感のある歌声と浮遊感のあるパフォーマンスが特徴。8月2日からonline tour「優しさについて」が開始。https://hitsujibungaku.info/