ボディシェイマーに立ち向かう! ビリー・アイリッシュの注目ニュースとバギースタイル

彗星の如く現れたZ世代のアーティスト、ビリー・アイリッシュ。第62回グラミー賞授賞式では、主要4部門を含む5部門の受賞を果たし、世界にその名を轟かせた。ここでは、ビリーの最新ニュースから個性豊かなファッションまでフォーカス!

 

ビリー・アイリッシュの注目ニュース

終わらぬ「体型批判」にパワフルメッセージを発信

これまで、体型や服装について度重なる批判を受けてきたビリー。2020年3月に行われたワールドツアー「Where Do We Go?」(マイアミ公演)では、ボディシェイマーに反論した抗議のショートフィルムを流し、話題に。5月にはその全編がYouTubeで公開され、真っ向から自らの思いをぶつけた。

 

キャミソール姿にまたもや体型批判される

バギースタイルを好むビリーだが、キャミソール&ショートパンツ姿がキャッチされると「自粛太り」などとまたもや体型批判されてしまった。すると、インスタグラムを更新し、意味深コメントを発信。その真意とは?

 

ジャスティン・ビーバーに熱狂しすぎてセラピー通いを検討

デビュー前から、ジャスティン・ビーバーの熱狂的ファンだったことで知られるビリー。そんな彼女を心配した母親はセラピー通いを検討していたそう。2019年にはジャスティンと念願のコラボレーションを実現させたが、まだまだビリーにとっては憧れの存在なのかも。

 

ビリー・アイリッシュのプロフィールとキャリア

アーティストのビリー・アイリッシュ。
Photo:Getty Images

ビリー・アイリッシュは、ロサンゼルス出身のアーティスト。2001年12月18日生まれ。身長は161cm。

父は俳優のパトリック・オコネル、母は女優兼作曲家のマギー・ベアード。学校には通わず、ホームスクールで育った。8歳で地元の合唱団に所属し、11歳から楽曲制作を始める。音楽を始めたきっかけは、兄フィネアスの影響が大きい。

13歳のとき、サウンドクラウドに『Ocean Eyes』を公開したことがきっかけで、同曲でデビューを果たす。楽曲は、フィネアスと共同制作している。

2019年3月にリリースされたデビューアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』は、全米チャートをはじめ、世界18カ国で1位を獲得。代表曲の『bad guy』は、中毒性のあるメロディーや歌詞が反響を呼び、同世代を中心に支持される。

日本好きが高じて、同年4月には村上隆とコラボレーションした『you should see me in a crown』のミュージック・ビデオをリリース。日本発のオタク文化を取り入れた世界観が話題をさらった。

また、トゥレット症候群を抱えていることをテレビで告白。チックの症状(体の一部が速い動きや発声を繰返すこと)がでたままの状態で、受けたインタビューが放送されたこともあったそう。ビリーは「(そのときの映像を見て)笑われたこともあったが、同じくトゥレット症候群に悩むファンがいて救われた」と話している。包み隠さず打ち明ける姿勢も、支持される理由のひとつ。

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ビリー・アイリッシュのファッション

ユニフォームは"バギースタイル"

バギースタイルを貫くビリー・アイリッシュ。
Photo:Instagram(billieeilish)

ビリーのファッションは奇抜なだけではなく、ゆったりしたシルエットであることが大前提。そこには、大きい胸をコンプレックスに感じているという悩みが。そこでボディラインが強調されないように、バギー(袋のように大きい)アイテムを取り入れた"バギースタイル"を貫いている。

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メゾンブランドをセットアップで着こなす

メゾンブランドは、ルイ・ヴィトン、バーバリー、プラダ、グッチなど幅広く着こなすビリー。いずれも共通点は「ゆったり」していること。中でもグッチのセットアップは、ライヴコンサートや授賞式で着用している。第62回グラミー賞授賞式でもグッチをセレクトし、授賞式、パフォーマンス、アフターパーティで3種類の衣装を披露した。

バーバリーのセットアップを着用したビリー・アイリッシュ。
Photo:Getty Images

2019年11月開催の第47回アメリカン・ミュージック・アワードでは、半袖Tシャツ、パンツ、スニーカーとバーバリーずくめのコーディネートを披露。ストーン付きのシャツやハットは、個性溢れるビリーだからこそ着こなせるアイテム。

プラダのメンズを着こなしたビリー・アイリッシュ。
Photo:Getty Images

2019年2月に行われたビルボード・ウィメン・イン・ミュージック2019では、プラダのメンズから、ブルゾン、ハーフパンツ、スニーカーをセレクト。ブルゾンは腰の位置で絞れるデザインになっているが、あえてゆったりと着るのがビリー流。

グラミー賞ではグッチのセットアップを着用したビリー・アイリッシュ。
Photo:Getty Images, REX/アフロ

第62回グラミー賞授賞式での3変化がこちら。(左から)授賞式、パフォーマンス、そしてアフターパーティまですべてグッチをセレクト。服装に合わせてスニーカーまで変えるほどのこだわりよう。髪をネオングリーン×ブラックに変えてからは、服装や爪にもグリーンをチョイスする頻度が高い。このときはネイルもグリーンのグッチ柄に統一。

2021年頃からはファッションの祭典メットガラやSNSでフェミニンなドレススタイルや水着姿を披露するなど、ファッションにも変化が表れている

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ファッションにキャラクターを取り入れるのもお手の物

日本でも高い人気を誇る『美少女戦士セーラームーン』や『パワーパフ ガールズ』のキャラクターがプリントされたセットアップを着用するビリーを、アワードでキャッチ。

『美少女戦士セーラームーン』の主人公がプリントされたセットアップを着用したビリー・アイリッシュ。
Photo:Getty Images

2019年3月に開催された、アメリカ・アイハートラジオ主催のアイハートラジオ・ミュージック・アワード2019にて。『美少女戦士セーラームーン』の主人公・月野うさぎがプリントされた、ボックスシルエットのシャツとハーフパンツをチョイス。

 

ビリー・アイリッシュのビューティ

トレードマークのヘアカラー

デビュー当時から、髪を染めていたビリー・アイリッシュ。
Photo:Getty Images

デビュー当時、髪色はブリーチしてシルバーカラーに染めていたビリー。現在と比べるとヘアスタイルはあか抜けず? 唯一変わらないのは、ナチュラルなメイクアップ。

ビリー・アイリッシュのライヴコンサートでよく見かけるのが、シニョンスタイル。
Photo:Getty Images

ブルー交じりのブラックヘアにしていたのは、2019年6月頃。光に当たるとブルーに見える個性的なカラー。トップシニョンは、ビリーのライヴコンサートでみかける定番スタイル。

2019年7月頃に、グリーン×黒髪にカラーチェンジしたビリー・アイリッシュ。
Photo:Getty Images

2019年7月頃に、現在のネオングリーン×黒髪のヘアスタイルにチェンジ。レイヤーを多く入れた黒髪のウルフカットに、髪の根元と内側にネオングリーンをのせて。ズームすると計算されたヘアスタイルだということがわかる。

 

先端がスクエア型のロングネイル

ネイルはスクエア型のロング派を好むビリー・アイリッシュ。
Photo:Splash/アフロ

メイクアップはナチュラル派のビリーだが、ネイルは魔女のようなロングタイプが好み。グラミー賞では、グッチのロゴを施したネイルが注目されていたが、先端をよく見るとスクエア型に。以前まで先端が尖ったネイルをしていたビリー。しかし、尖ったネイルチップで自らの手の平を傷つけてしまったことがあるため、現在はスクエア型のチップを愛用。

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