高度なクラフツマンシップに支えられたアイテムを発表し続けるボッテガ・ヴェネタ。一部のバッグやスモールレザーグッズは、アルファベットロゴを貼り付け加工する「スタンプ」やレザーにエンボス加工を施す「エンボス」、そして今シーズンのコレクションでも発表されていたクロコダイルやカーフレザーのアルファベットパーツを縫い付ける「ステッチ」にて、自分好みのイニシャルを入れるパーソナライゼーションが可能で、これはブランドのフィロソフィを体現するラグジュアリーなサービスとも言える。
今回、ボッテガ・ヴェネタ銀座でパーソナライゼーションサービスを体験するのは、モデルの琉花。20歳になって間もない彼女が選んだのは、いちばん身近なレザーアイテムといえるiPhoneケース。「ボッテガ・ヴェネタからイメージするのは、きれいな大人の女性。今の私には憧れの存在です」という彼女のオーダー体験をレポート！

パーソナライゼーション対応のiPhoneケースは全３色。ブランドを象徴するイントレチャート・レザーの上に、６色の中から選んだアルファベットロゴを貼り付け加工する「スタンプ」でイニシャルを入れる。
思わず悩んでしまいそうだが、琉花は迷わず黒いケース×黒いロゴの組み合わせをチョイス。「黒がすごく好きで、普段着る服や持ち物も黒ばかり選んでしまう」という彼女らしい、実にクールな組み合わせだ。

オーダー後、新たにスタートしたバッグへのパーソナライゼーションサービスの説明を聞く。ブランドのモットーである「WHEN YOUR OWN INITIALS ARE ENOUGH（自分のイニシャルだけで十分）」というメッセージが書かれたボックスに入ったのは、色とりどりのアルファベットパーツ。このパーツを、職人の手でひとつひとつバッグに縫い付けるのだそう。ショップのオーダーカウンターでは、実際のバッグにサンプルパーツを合わせて試してみることもできる。春らしいカラーリングの新作バッグ「パリオ」を手に、「このバッグに合わせるなら、同系色のピンクがいいかな？それともオリーブグリーン？」とさっそくシミュレーションを始める琉花。“自分だけのもの”を手に入れる楽しさを味わえる、贅沢な時間だ。

そして、でき上がったiPhoneケースには、黒いイントレチャートの上にイニシャルの「LJ」が。「想像以上にかっこよく仕上がっていてびっくり！　イントレチャートって、すごく手ざわりがいいんですね。持ちやすいし、iPhoneケースにぴったり」と大満足の琉花。高いクラフツマンシップに触れ、憧れの存在だったブランドがぐっと身近になったに違いない。次回はぜひ、バッグへのパーソナライゼーションサービスにも挑戦してみてほしい！