HERNO

ひとりっPと旅好きエディターがヘルノで見つけた、おしゃれで快適な“旅アウター”

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ひとりっPと旅好きエディターがヘルノで見つけた、おしゃれで快適な“旅アウター”

イタリアブランドならではのサルトリアの技術による洗練されたシルエットと、最高級の素材使いが融合したアウターウェアで、目の肥えたファッショニスタを満足させてきたヘルノ。私たちの日常にはもちろん、旅のワードローブにも欠かせない存在だ。旅行がより貴重で特別な機会になった今、改めてゲットしたい“旅アウター”の条件とは? ひとり旅を愛するエディター“ひとりっP”と、仕事で出張する機会の多いエディターASADAのふたりが、2022年春夏シーズンの新作をくまなくチェック。“ベストオブ旅アウター”を探した。

(左)ブルゾン¥129,800・パンツ¥35,200(右)ブルゾン¥141,900・パンツ¥52,800/ヘルノ・ジャパン(ヘルノ)・他は本人私物

Profile

ひとりっP(写真・左)

元SPUR編集長。旅のエキスパートであり、女性のひとり旅を「ひとりっぷ®」と名づけて応援中の編集者。待望の国内旅をまとめたひとりっぷシリーズ最新刊『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5~行くぜ、ニッポン編~』が3月25日に発売! 身長は156cm。

エディターASADA(右)

SPUR副編集長。かつて「SPUR登山部」としてヒマラヤ・エベレスト街道を歩いたことも。登山だけでなくクライミングも愛好するアクティブ派。コレクション取材をはじめ数多くの海外出張をこなしていたが、この2年はもちろん移動は国内のみ。身長は168cm。

着回し力抜群の極薄キルティングブルゾン

A 私は白いブルゾンを着てみました。ドロップショルダーにほどよいルーズ感が今っぽいですが、カジュアルすぎずヘルノらしいオーセンティックさはしっかりキープ。

P ポコポコと立体的になった、細やかなキルティングが面白いね。

A 中綿は入っていないのですが、生地が二重構造になっていて空気を含むので、じんわりと暖かい。袖口が手首にフィットするので、手もとから冷たい空気が入ってこないのも嬉しいです。

P これだけ薄手で軽い素材なら、カーディガンとしてコートの中に着てもいいね。

A アウター・オン・アウターですね! 新鮮な提案です。確かに、これだけ薄手なら着膨れすることなくレイヤーできそう。

P アウター脱いでもまたアウター。タケノコみたいで春らしいじゃない(笑)?

A タケノコみたいかどうかはともかく、薄手のアウターを重ね着していけば、旅先でも日によって印象を変えられますよね。アウターは何枚も持っていけないから、毎日同じ服を着ている人みたいになってしまうのが悩みの種だったんです。アウターのレイヤード、アリですね……!

P もちろん、旅先の気候に合わせて服を調整したいときにもぴったりだしね!

ブルゾン¥141,900/ヘルノ・ジャパン(ヘルノ)・他は本人私物

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ボタニカルプリントのコート&ブルゾンも!

A 続いて、ボタニカルプリントのシリーズです。ひとりっP先輩はロングコートを、私はショートブルゾンを着てみました。

P 白地にボタニカル柄が春らしい! サステイナブルなアイテムでこんなに繊細なプリントは、意外とないよね。

A 確かに! 生地がしっかりしているから、プリントがきれいに乗るのでしょうか。横糸にはペットボトル由来の再生素材が、縦糸には繊維くずなどをもとにした素材が使われています。

P 私は先ほどのグリーンのロングコートの上に、このボタニカル柄ロングコートをレイヤードしてみました。このスタイリング、素敵じゃない?

A 柄コートに使われたグリーンが、下のコートの色とリンクしているから、すごくマッチして見えますね~。私の着たショートブルゾンもそうですが、モッズコート風のディテールもありながら、シルエットはあくまできれいで品がある。普段のスタイリングにも取り入れやすそうです。

(左)ボタニカル柄コート¥192,500・中に着たグリーンのコート¥174,900(右)ブルゾン¥140,800/ヘルノ・ジャパン(ヘルノ)・他は本人私物

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エディターASADAが選んだのは、汎用性の高いブルゾン

A 私は「グローブ」コレクションのショートジャケットですね。正面から見るとコンパクトなシルエットだけど、バックスタイルの重心は後ろにある。これがすごく効いていて、どんなボトムスにも合わせやすそう。今シーズンなら、セカンドスキン的なタートルネックトップスと合わせて、レイヤードを楽しみたいですね。

私が旅のワードローブで重視するのは、「スタイリングのバリエーションをいかに増やすか」、そして「幅広いシチュエーションに対応できるか」の2点。このブルゾンは、まず荷物の中でかさばらない薄さと軽さが嬉しいし、シルエットがオーセンティックなので、フードを取り外せばきちんとした場所にも羽織っていけそう。逆に、出張中の自由時間には、フードをつけてカジュアルダウンした格好で街を散策したい。あらゆるシーンにフィットしそうな、最高の旅アウターです!

ブルゾン¥141,900・パンツ¥52,800・スニーカー¥31,900/ヘルノ・ジャパン(ヘルノ)・他は本人私物

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