人の手で大切に作られた
“作品”に出会える場所

友人がインスタグラムにアップしていたクロシェ編みが可愛く、「私もやってみたい!」と思った中田クルミさん。2015年に簡単な正方形のモチーフを編むことから始め、今では服やバッグまで作れるように。「仕事に行く時も巾着袋に編み棒や毛糸を入れて持っていくんです。移動中はもちろん撮影の空き時間も編んでますね。そうすると集中力を切らすことなく演技できるんです。編み物にはメディテーションの効果もあって、ぐちゃぐちゃの塊だった毛糸が規則正しく並んでいくと、頭の中も整理整頓されていきます」

1 今編んでいるのはトリコロールカラーのマフラー。「色やデザインは、好きなブランドのルックやそのシーズンの流行を参考にします!」

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完成した作品は「#clm_handmade」のハッシュタグをつけてインスタグラムにアップ。時間と労力をかけて作ったアイテムは人を惹きつけやすいそう。「自分を良く見せるための場所や物とは違い、ディテールまで凝ったキャラ弁とか絵とかはやっぱり『すごい!』と思うし見ていて楽しい。私自身編み物アカウントばっかりチェックしています。ちゃんとクリエイションされたものには、やっぱり人を惹きつけるエネルギーがあると思うんです」

2 仕事の現場などに持っていく編み物セット。サイズの違う編み棒と毛糸、編みかけの作品がひとまとめになっている
3 カギ針編みは、編み棒1本でできる手軽さが魅力。3種類程度の編み方のパターンを習得すれば、その組み合わせ次第でさまざまなアイテムを作れるそう
4 元々手作業が好きという中田クルミさん。「作品が完成すると、自分はこれだけのものを作ったんだ!と自己肯定感が高まり自分らしくいられます」

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現在作品の販売などはしていないが、チャリティなどには積極的に参加したいと話す。「一生懸命自分の手で作ったものなので、もし売るならちゃんとブランディングして始めたいんです。でも売り上げを寄付したり、チャリティのムーブメントにつながるなら、どんどん提供したい。私は保護犬を飼っているので、動物にまつわることなど身近なことから貢献していきたいです!」

5 約1ヶ月かけて編んだ力作。お気に入りのカーディガンを隣に並べて勘で編んでいったら、思っていた以上にパワーショルダーになってしまったそう
6 これまで作ってきたニット帽の数々。今では1日足らずで1個完成させられるように。ラジオを聴いたり、セリフを覚えたりしながら編むことも多い
7 正方形のモチーフを繋げてブランケットに。「まずデザインを考えて、理想のサイズにするには糸の太さはこれくらいで、など数学的な思考も必要です」
8 パターンを購入して編んだキャミソール。「インスタグラムは作品のアーカイブになっていて、『あの時こんなの作ったな』って見返すのも楽しいです!」

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なかた くるみ●栃木生まれ。俳優、モデル。映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、『あの頃。』、ドラマ『リコカツ』などに出演。J-WAVE『WOWOW MUSIC // POOL』のナビゲーターも務める。抜群のセンスでファッションアイコンとしても幅広い世代から人気。Instagram:@kurumi_nakata

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