PAUL SMITH
ニュー・ブリティッシュ
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モダンなテーラリング、サブカルチャーのインスピレーション、鮮やかなプリント、スポーティなエッセンスが光るポール・スミス 2019年春夏コレクションより4つのスタイルを、女優・モデルとして活躍し、ますます魅力と表現力に磨きのかかる山本美月が着こなした。ファッション観や素顔が垣間見えるインタビューも見逃さないで。
STYLES
サブカルチャーの歴史に着想を得たポール・スミスの春夏コレクション。
女優の山本美月が、フレッシュで力強いアティチュードで着こなす
SPECIAL INTERVIEW
モデルから女優へと活躍の幅を広げている山本美月さん。
元気で愛らしいキャラクターを引き立てるのは、ちょっぴりギークな独自の世界観。その魅力に迫る。
- Q
- 今日、ポール・スミスの新作を着てみていかがでしたか？
- A
- ポール・スミスにはメンズライクなイメージがありましたが、そういったユニセックスなムードのある着こなしがもともと大好きなんです。身長が高いので、マニッシュなアイテムはワードローブにたくさんありますね。パンツスーツもストレッチが利いていて着心地抜群でした。今日は花柄のブラウスを合わせましたが、自分で着るならフーディ＆スニーカーや、Tシャツにパールアクセサリーで、ミックス＆マッチに仕上げても素敵そう。デイジー柄のセットアップもアートな雰囲気がとってもかわいいと思いました。
- Q
- 美月さんにとってファッションとは？
- A
- 人間性というか、こうありたいなっていう自分を表現するもの。着るものには自分の願望が投影されると思っています。ヴィンテージが好きなのも、人とアイテムが被ったりスタイルが似ていると言われたくないから。おしゃれでいちばん大切なことは、バランス。そして、自分が好きなもの、着心地のいいものを選ぶこと。
- Q
- ワードローブの必須アイテムは？
- A
- タートルネック、ワイドパンツ、ショートブーツかな。構築的なシルエットのピアスも大好き。
- Q
- モデルから女優へ転身して大活躍されていますね。
- A
- ずっと女優をやりたいと思っていて。2017年に雑誌の専属モデルを卒業してからは以前より、女優として色々な役をいただけるようになりました。ターニングポイントは映画『桐島、部活やめるってよ』に出演したこと。モデルだけやっていたときは逃げ場がなくて辛いときもありましたが、女優の仕事をするようになって、モデルとしても自信が持てるようになったというか、バランスが取れるようになったと思います。もっと経験を積んで、いつかはメジャーな役にも挑戦してみたい。朝ドラの主役とか、やっぱり憧れます。自分のキャラクターを生かして、刑事とか探偵とか、少し漫画っぽい役にもトライしたい。昔は元気でキュートなぶりっこ役がものすごく多かったんですけど、今なら前より上手にぶりっこできる自信もあります（笑）。
- Q
- イラストも描かれていますが、インスピレーション源は？
- A
- お風呂に入浴剤を入れたときに、お湯の色が変わっていく様子とか、夕焼けで空が美しく変化していく様子とか、ずっと見ていられる。自分で描いたイラストを「＃近々の美月」でインスタにアップしているのですが、毎週金曜に取り掛かって月曜にアップする。これだけは自分に課しているルールかもしれない。
- Q
- 美月さんのビューティシークレットは？
- A
- 今はドラマの撮影で忙しくて、週１でウォーキングするくらいですね。大の肉好きなので、赤身やハラミには目がありません。
- Q
- オフは何をして過ごしますか？
- A
- 文字通りオフ。スイッチ切れます（笑）。アニメを見て、だらだらとご飯を作って、のんびり過ごすのが一番のストレス解消法。ひとりの時間がないとダメなタイプ。この間も２週間ほどお休みをいただいて、パリの知り合いを訪ねたんです。次のオフは、モンサンミッシェル、リスボン、アイスランドにも行ってみたいな。
いつか主役を張れる女優を目指したいという山本美月。その日が来るのも、そう遠くはなさそうだ。
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ブラウス￥33,000・スカート￥36,000／ポール・スミス リミテッド（ポール・スミス）
- PROFILE
- MIZUKI YAMAMOTO1991年福岡県生まれ。2009年にモデルデビューし、現在、ＮＨＫ大河ドラマ『いだてん～東京オリムピック噺～』に出演中。4月からスタートするＴＶドラマ『パーフェクトワールド』では松坂桃李との共演が話題となっている。映画『ザ・ファブル』も6月21日より全国公開となる。
INFORMATION
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あの“エージェント”たちがポール・スミスのトラベルスーツでスタイリッシュに！この夏に公開される人気SFアクションシリーズ最新作『メン・イン・ブラック:インターナショナル』に、ポール・スミスがビスポークテーラリングで衣装協力していることが明らかに。『メン・イン・ブラック』といえば、異星人の監視をおこなう秘密組織、MIBのエージェントたちのアイコニックなブラックスーツ姿がおなじみ。今作ではクリス・ヘムズワースら主要キャラクターたちが、本特集でも登場したトラベルスーツ「A SUIT TO TRAVEL IN」シリーズを着用しているとのこと。なお、映画の公開に合わせ、本作にインスピレーションを受けたメンズ&ウィメンズウェアコレクションが6月8日より店頭展開される。
ポール・スミス リミテッド
https://www.paulsmith.co.jp/
03-3478-5600
model: Mizuki Yamamoto photography: Bungo Tsuchiya 〈TRON〉 styling: Satoko Takebuchi hair: HORI 〈bNm〉 make-up: Tomohiro Muramatsu 〈sekikawa office〉 prop: Fumiko Tanaka edit: Akane Chuma
